現場の意見反映と職場改善への取り組みについて
職場環境2026年9月29日 公開
現場の社員から寄せられた意見や提案は、実際の制度づくりや職場環境の改善にどのように反映されていますか。社員の声がきっかけとなって実現した具体的な改善事例や、意見を吸い上げる仕組みについて教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、これまでのトップダウン型の体制から、社員全員で会社をつくり上げていく「チームスズキ」の考え方にシフトし、現場主導の風通しの良い組織づくりを進めています。
この方針をもとに、社内で多角的な対話の機会を設けています。
社長による全社員との直接面談をはじめ、現在は部門長や拠点長が定期的に面談を実施し、現場の課題や悩みを集約する体制を整えています。
また、毎月開催する労使協議会を通じて労働組合からの意見も取り入れているほか、新入社員との個別面談の声を参考に配属の適正化を図るなど、柔軟に対応しています。
実際に現場の声から生まれた改善事例も数多くあります。
たとえば、育児と仕事を両立する社員から「時短勤務の中で通常と同数の目標を達成するのは難しい」という相談を受け、勤務時間に応じた目標設定へと見直しを行いました。
これにより、復職後の負担が大幅に軽減され、営業職としての職場復帰がスムーズになりました。
また、整備職が使用する工具の支給内容を見直して自己負担をなくしたほか、クールビズ期間中の備品携帯に関する提案から全社でウエストポーチを購入・配備するなど、日常の細かな困りごとにも迅速に対応しています。
さらに、駐車場の増設や工場内への扇風機設置、屋根の断熱塗装といった作業環境の改善も早急に進めています。
加えて、弊社には若手の女性社員を中心とした「なでしこ改(※)」という自主的な活動組織があります。
多様な視点や柔軟な発想を活かし、イベントの企画運営や新型車のPR活動、店舗の展示プロデュースなどを自ら手がけており、ボトムアップで提案が形になる活気ある文化が根付いています。
今後も、社員一人ひとりの声にしっかり耳を傾け、誰もが主体的に意見を出し合いながら安心して働ける環境づくりを推進してまいります。
※「なでしこ改」…女性社員を中心に、イベントの企画運営や店舗での困りごと解決などに自主的に取り組むプロジェクト組織