工場における熱中症予防と安全管理について
職場環境2026年10月15日 公開
夏季における工場内の温熱環境や熱中症対策を含め、作業環境の改善に向けた取り組みを教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社工場では、食品製造という業務特性上、焼成や殺菌といった特定の加熱工程・エリアにおいて室温が高くなる場面があります。
過去には体調不良者が発生した事例もございましたが、現在は労働安全衛生マネジメントシステム(ISO45001)の運用を通じて、全社を挙げた安全対策と作業環境の改善を推進しています。
法令に沿った熱中症対応フローを全事業所に整備していることに加え、国内4工場間で労働災害情報や改善策を共有・水平展開し、熱中症の発生リスクを大幅に抑制しています。
具体的な熱中症対策をご紹介します。
・ハード面
天井裏への遮熱塗料の塗布、エアコンの増設、スポットクーラーや大型送風機・ミスト設備の配備
・ソフト面
作業者への空調服の支給、WBGT(暑さ指数)の定期測定、現場入場前のスポーツドリンク摂取の推奨、作業エリアへの給水・塩分補給環境の常備
また、体調に異変が起きた際に迅速に対応できるよう、早期報告と応急措置・搬送手順を徹底しております。
さらに、作業負担そのものを軽減するため、東松山工場でカメラ検品の導入など省人化に向けた設備投資・自動化の検討を進めております。
今後も社員の安全と健康を最優先に掲げ、現場の温熱環境の改善と設備投資を推進し、より安全で快適に働ける工場環境の整備に努めてまいります。