クロスのひび割れと対応について
サービスについて2022年6月6日 公開
入居後、すぐクロスのひび割れを発見し、数cmだったのでそのままにしていました。 住み始めて2ヶ月、それが壁1面になったところで担当者に確認すると 「よくある事です」と片付けられてしまいました。最悪の気分です。
この度は担当者の対応でお客様にご不快な思いをさせてしまい誠に申し訳ございません。
今回の件に関し、改めて木の特性についてご説明させていただきます。
前提、木造住宅の場合は木の特性として湿気が多いと膨張し、乾燥すると収縮する性質がございます。
そのため、乾燥によって壁の下地ボードを支える木材が収縮し、下地が動くことで、クロスが切れやヒビ割れ発生の可能性が大いにございます。
特に、新築後数年はその度合いが大きいといわれているため、今回の担当者のような発言となってしまったことが考えられます。
それ以外に、近くの道路を走る車の振動などの外的要因や、窓周り、階段周り、天井と壁との取り合い部分は動きやすい状態のため、このような内的要因で壁が動き、クロスの亀裂につながる場合もあります。
木は乾燥や湿気などで程度の差はありますが、施工後も柱や梁が僅かに動きやすく、施工完了後1~2年の間はクロスのヒビ割れなどが生じます。なお、一般的に建物を建てて数年経過すると、大幅に少なくなると言われています。
今回の木造住宅の場合は、上記のような細かい説明が必要にも関わらず、弊社の説明不足によりお客様に不安を抱かせてしまいましたこと、重ねてお詫び申し上げます。申し訳ございません。
お手数をおかけしますが、本件について再度お近くの店舗、または弊社問い合わせ窓口までご連絡をいただければ、ヒビ割れの原因が木の特性によるものか、建物の構造によるものか検査及び診断をさせていただきます。
建物の構造による場合は、即時対処しますのでご連絡いただけますと幸いです。
お問合せ先:0120-011-057
今後、改めて住宅の特性など細やかな説明を行うよう指導を行い、再発防止に努めてまいります。