今後の展望について
企業の方針2024年1月29日 公開
今後の展望を教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
世界には未だ治療薬のない疾患がおよそ30,000症例以上あると言われております。
今後ますます、生活習慣病をはじめとする食生活の多様化や、環境の変化などに起因するような種々な症例・疾患が増加していくことが予想され、こうしたマーケットは拡大の一途を辿ると言えます。
弊社は創業以来、世界の医薬品開発マーケットを舞台に顧客数・売上ともに順調に成長を続けております。
今後も引き続き、医薬品市場の先端である欧米をはじめとした大きな市場でアプローチ展開を継続していきながら、事業の拡大を進めてまいります。
弊社はこれまで特に、新規治療薬が切望されてきたMASH/NASH-HCC(非アルコール性脂肪肝炎・肝臓癌)・炎症/線維化、免疫・がんの領域に注力し、約10年間で世界30ヵ国、1,000を超える研究機関へサービスを提供してまいりました。
弊社が世界に先駆けていち早くこの病態モデルを開発し、切り開いてきたこのマーケットは現在、数千億円規模となっております。しかし、いまだに新薬がないため、世界各国で新薬の開発がより一層活発に行われており、2025年~2030年にはおおよそ5兆円規模の大きなマーケットになるとも言われています。
まずはこのMASH/NASH-HCCの分野において、より精度の高い病態モデルの研究・開発に注力し、さらにシェアを拡大することで新薬開発に貢献をしていく所存です。
現在、世界の医薬品開発マーケット全体の規模はおおよそ200兆円ともいわれており、更なる拡大が予想されています。
現在そのマーケットにおける新薬開発には、大手企業のみならず多くのベンチャー企業が貢献し、その存在意義を示しています。
弊社も同様に、世界の医薬品開発マーケットを代表するベンチャー企業を目指し、中長期的には、MASH/NASH-HCCの分野のみならず領域を拡大していきたいと考えております。
世界各国で病気に苦しむ方々のQOL(Quality of life)向上に寄与することを大きな使命とし、グローバル視点でニーズに応えていくことで、世界各国の人々に必要とされている新薬の領域をいち早く察知することに努め、「今を生きる、そして未来の人々」のために新たな医薬品関連のマーケットを創造してまいります。