定着率が悪い
離職率2025年2月6日 公開
若手の離職率が高い口コミを見たのですが実際の離職率はどうなのでしょうか。
ご質問いただきありがとうございます。
まず、弊社を離職された方々の理由につきまして、若手の主な退職理由として挙げられるのは「学生時代から憧れていたメーカー営業など異業種に挑戦したい」「地元に戻りたい」といったポジティブな理由も多くあります。
これは、「会社が嫌で辞めた」というわけではなく、むしろ円満退職も多くいることが特徴です。
実際に、退職後も当社の社員と一緒に有志の飲み会に顔を出してくれる方や、一度他社を経験した後で「やっぱり昭和興産がいい」と戻ってきてくださる社員もいらっしゃいます。
弊社としては、こういった方々に対しても「他社を知らない若手社員が、一時的に『隣の芝が青く見える』ことはやむないもの」とオープンな姿勢で対応し、再度迎え入れています。
また、一般的に「3年以内に3人に1人は退職する」と言われるとおり、厚生労働省の発表する卸売業における最新の「新卒の3年以内離職率」は令和3年卒の31.8%です。
一方、弊社における令和3年卒の離職率は8.3%であり、令和3年における退職者は1名のみ、令和4～6年の退職者はおらず、安定した社員定着率を誇っております。
厚生労働省：新規大学卒業就職者の産業別離職状況
離職率をさらに低減し、定着率を向上させるための取り組みも積極的に行っており、以下はその一例です。
・人事制度の改定
・初任給引き上げとそれに応じた若手を中心とした社員給与の引き上げ
・中堅以上を対象とした役職手当の引き上げと賞与算定係数引き上げによる賞与のアップ
・360度フィードバック、組織サーベイなど社員の意見発信機会の創出
・研修・会議での招集など「同年代の社員同士が紐帯を強める機会」の創出
・トップとの意見交換会
・現場での上司との意見交換会(少人数での食事機会の設定と予算付与)
こうした取り組みを通じて、社員が「ここで長く働きたい」「外から見たら昭和興産の良さが改めてわかった」と言っていただける環境づくりに努めております。
弊社では、今後も社員一人ひとりのキャリアを大切にしながら、働きやすい会社づくりを進めてまいります。
