ウッドショックによる金額への影響
価格について2023年2月2日 公開
「ウッドショックの影響で坪単価が変わった」との話を聞きました。ウッドショック前の相場とどれくらいの変動があるのですか?
ご質問ありがとうございます。
2021年から2022年かけて住宅価格は大きく上昇しました。おおよそですが20%から30%の上昇となっています。
ウッドショックの原因は新型コロナウイルス感染症の拡大による
・労働者不足による供給の不足
・リモートワークの推進や景気対策を背景とした北米住宅需要の増加
・コンテナの不足や原油価格上昇による運送費用の増加
等が主に上げられます。
そして住宅価格の上昇の原因はウッドショックだけではなく
・鉄鉱石等原材料価格の上昇による鋼材の高騰
・原油価格の上昇によるプラスチック製品の価格上昇
・ロシアのウクライナ侵攻による集成材の不足と価格上昇
・半導体の不足による住宅設備の不足と価格上昇
等、様々な要因が複雑に絡み合って住宅用部資材の価格が上昇することにより、結果、住宅価格の上昇が起こっています。
住宅価格の上昇は住宅業界全体で起こっている現象であり、世界情勢に影響されたものであることから、一企業の努力だけでは解決できない課題でもございます。
弊社でも可能な限り、価格の安定化には努める所存ですが、さらなる変動があった場合にはご容赦いただけますと幸いです。