
子連れ出社について
職場環境2025年2月3日 公開

「子どもを会社に連れて来てもいい」と聞きました。詳しく教えてください。
- 回答者
- 人事総務課長 瀧澤
ご質問ありがとうございます。
社員全体の約4割が子育て中であることから、子育てとキャリアの両立を支援する取り組みの一環として「子連れ出勤制度」を導入しています。
文字通りお子さまと一緒に出勤することが可能な制度で、特に長期休暇の時期には多くの社員に利用されています。
この制度の背景にあるのは、「子育て中でもキャリアを諦めず、仕事を続けられる環境をつくりたい」という創業当時からの社長の思いです。
特に子どもが小さい時期は育児の負担が大きく、キャリアを中断せざるを得ないケースが多い中、こうした課題を乗り越えられるようサポートすることで、社員が安心して働ける環境を目指しています。
また、社内では子ども向けのイベントも定期的に行っており、これまでにクリスマスのリユースマーケットや書初め教室などを開催してきました。
こうしたイベントには社員の子どもたちが多数参加し、親同士や子どもたちの交流が深まる場にもなっています。

■「子連れ出勤制度」を利用した社員の声
「学校閉鎖になった時や、『夏休みなのに、なんで毎日学校と同じ時間に学童に行かなきゃいけないの?』と不満が出た時に子連れ出社しています。一人で家に置いてくるわけにもいかないので、安心して働けます。」
「子どもも私が働いている姿を見たり、メンバーと話したりして、社会科見学をしているようにいつも楽しそうです。そこで『働く』ということに興味を持ったのか、私や夫の仕事についていろいろ質問をしてくれるようになりました。それがとってもうれしいです!」
ランクアップの取り組み | 株式会社ランクアップ
ライフステージが変わっても「一生活躍し続けたい」そんな働き方を、実現するための取り組みをご紹介します。
さらに、復職後3ヶ月が経過した社員への面談では、「周囲の理解があって働きやすい」といった声をいただくことが多く、まだまだ改善の余地はありますが、制度の利用がスムーズに進む職場環境が徐々に整ってきていると実感しています。
子連れ出勤制度以外の制度を利用した社員の声もいくつかご紹介します。
■子育て社員からの声
「『病児べビーシッター制度』があるおかげで仕事に穴をあけることが最小限で済むので、「みんなに迷惑をかけている」と引け目を感じることがなくなりました」
「ちょっと子どもを歯医者に連れて行かなくてはならないときとか、1時間単位で取得できる有休にはかなり助けられています」
関連する制度は以下のページにも記載しておりますので、ご確認ください。
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加えて、2022年からは若手社員を中心に「育児体験・育業体験」(子育て中の社員宅に実際に行ってもらい、育児・育業を体験してもらう制度)を行っており、先輩社員が子育てと仕事を両立する姿を見ることで、将来の働き方の選択肢を具体的にイメージできるようになっています。
こちらも一部、社員の声をご紹介します。
■「育児体験・育業体験」後の新卒社員の声
「目を離せない子育ての大変さを実感し、子連れ出社がOKである自社の制度がいかに有難いことなのか、身をもって体感することができました!」
「『子どもを知っているつもり』という思い込みをせずに、しっかりと目の前の子供と向き合う(同じ目線に立つ)ことが、とても重要だなと気づかされました」
これらの制度を社内に浸透させるために子育て関連の制度をまとめた社員育児憲章「7つの子育てランクアップ!術」も制定しています。
各種制度を活用していただく際の考え方をまとめており、利用する際に確認することができます。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000009540.html
これからも子育てをしながら安心して働ける環境づくりを進め、社員一人ひとりが自分らしいキャリアを築けるようサポートしてまいります。