業界内での強みと事業成長に向けた取り組みについて
経営方針・事業内容2026年8月17日 公開
歯科技工は業界全体として見ると一般向けの認知度はそれほど高くないニッチな世界だと思いますが、貴社では業界内での自社の立ち位置・規模感や、社会的意義についてどのように捉えられていますか?
ご質問いただきありがとうございます。
仰る通り、歯科技工という業界の特性上、一般社会からの認知度が決して高くないことは自然なことだと捉えております。
しかし、歯科技工業界内における弊社の「立ち位置」や「規模感」は非常に大きな特徴となっております。
まず、一般的に歯科技工所は、技工士が数名程度で運営される小規模なラボや個人事業主が全体の過半数を占める業界です。
その中で弊社は、多くの歯科技工士を抱える業界内でも屈指の規模を誇る大手企業として位置づけられています。
多数の技工士が在籍しているからこそ、チームでの技術連携や設備投資、充実した労働環境の整備が可能となり、安定した高品質な技工物の供給を実現しています。
さらに、この規模があるからこそ、自社内で「あらゆる技工物・症例にワンストップで対応できる総合力」を備えているのが大きな強みでもあります。
特定の分野だけに特化するのではなく、クラウン・ブリッジ、義歯(義歯・自費・保険問わず)、インプラント、矯正、そして最新のCAD/CAM技術まで、すべてのジャンルにおいて高度な設備と専門知識を持つスタッフを揃えています。
技工士にとっても、一社にいながら幅広い領域のノウハウに触れ、スキルを磨ける環境が整っています。
また、国内での盤石な体制に加え、グローバル展開(ハワイ支社やモンゴル支社)にも力を入れております。
アメリカなどの海外市場では「日本人の歯科技工士は非常に手先が器用で精度の高い仕事をする」と高く評価されています。
資格がなくても歯科技工物を作ることができるアメリカにおいて「日本人オーナー・日本人技工士による高品質な技工所」であることが現地での圧倒的な安心感と強い信頼に直結しており、高いブランド価値を確立しています。
弊社のような大手だからこそ、自社の利益のみを追求するのではなく、歯科技工所協会や歯科技工士会などの業界団体にも積極的に参加しております。
業界全体の地位向上や、賃金形態・働く環境の改善に向けた活動にも深く携わっており、技工士という職種の未来を牽引していく存在でありたいと考えております。