セコムジャスティック株式会社
施設警備 身辺警備(SP) イベント警備 その他特殊業務
東京都新宿区西新宿6-20-7 コンシェリア西新宿Tower's West

セコムジャスティックは、警備業界最大手として知られるセコムグループの会社です。
施設警備を担う常駐警備では日本一のシェアを誇り、人々の安全を守っています。
今回は、そんなセコムジャスティックで営業部の課長を務める松岡様にインタビューを実施し、現場叩き上げのキャリアで得られた経験と学び、仕事の喜びなどについてお聞きしました。
2007年に高卒の定期採用で入社しました。
入社から13年間は、施設警備員として勤務しました。
最初の8年間は一般隊員として上司のもとで働き、2015年には現場の責任者である“隊長”の役職を拝命しました。
それからは、さまざまな物件の管理などを通して経験を積みました。
2020年に現場を離れ、業務課長としてマネージャー職に転身、現場社員の労務管理、指導・監督、お客様との折衝・打ち合わせなどを担当するようになりました。
2022年4月からは、現職である関西本部営業部の課長を拝命し、主に営業を担当しています。
通算の社歴としては19年になりました。
正直に言うと、高校生だったのであまり深く考えていませんでした。
まず会社の名前に“セコム”が付いていて何となく良い会社だと思ったことと、初任給が割と良いなぁと思ったことで応募を決めたという感じでした。
当時、今のように『営業の仕事』をするとは全く考えていませんでした。
しかし、学校に届いた求人票の一覧の中から“セコム”の名前が付いた会社を見つけたとき、もしかすると将来的には幅広い経験ができるのではないかと感じたことを憶えています。
ありました。
警備の仕事は、若い方たちに決して人気のある業種ではなかったので、「警備業全体を『カッコいい』と思われるものにしたい」という考えを持ち続けていました。
それを実現するため、「キャリアアップをしながら経験を積み、業務範囲を広げていきたい」と今も思っています。
入社当初のまだ10代だった私は、アルバイト感覚のような気持ちで仕事に臨んでいて、社会人としての自覚を持てないまま日々を過ごしていました。
しかし1~2年ほど経った頃、ある大事なことに気づきました。
それは、何か業務上でミスをしても笑って許してくれる優しい上司が、私のミスのせいで会社や契約先に謝罪しなければならないようなことになったら『とても嫌だなぁ』という気持ちでした。
具体的にそのようなシチュエーションがあったわけではないのですが、その気持ちを感じるようになってからは会社や上司への責任感が芽生え、結果として仕事への責任感を持てるようになったのだと思います。
その後業務課長になってからの仕事の領域は、現場警備員のそれとは全く違い、転職したと思えるほど衝撃を受けたのですが、もともとの上昇志向のお陰で、どんな状況に出会っても楽しく仕事をさせてもらいました。
課長になる前は現場の上司には常に「早く本部で仕事をしたいです」とアプローチをしていたのですが、実際に異動の話をもらったときは、本当にうれしかったですね。
関西本部は、警備員としての現場経験を積んだマネージャー職の社員がほとんどで、課長になったばかりの頃はよく仕事の相談をさせて貰いました。
同じ悩みを抱えてきた先輩たちと話をするのはすごくためになりましたし、今でも本当に勉強させてもらっていると感じます。
もう一つ言っておきたいのは、ここまで私が頑張ってこられたのは、妻のおかげでもあるということです。
私はプライベートが充実していなければ、仕事も絶対にうまくいかないと考えているので、「妻さえいれば」と思わせてくれた内助の功が、仕事におけるパワーの源になりました。
私とは別の配属先で働いている同期入社の仲間を訪ね、「どういう意識で仕事をしているのか?」とストレートに聞きました。
それと、社会人になった同級生とも業種の壁を越えてコミュニケーションを取り、「仕事とはどういうものなのか?」という話をしました。
マイナスに感じていることをどう打ち消すかというネガティブな話も多かったですが、『じゃあ、自分はこうなりたい』という新たなモチベーションを得る貴重な機会にもなりました。
警備の仕事しか知らない中で情報収集をしたことにより、自分の意識が変わった気がします。
最初の配属先は京都市内の歴史ある著名な寺院だったのですが、業務内容は研修で聞いていた話と全く違いました。
研修では、いわゆる施設警備のオーソドックスな教育を受けたものの、寺院という特殊な場所での警備業務の提供は一般的なビル・建物のそれとは大きく違い、あまりのギャップにはじめは戸惑いました。
また、初めて警備員として仕事をしてみて『警備業は法的な権限がある警察官と違い、お客様や施設利用者に協力いただいてこそ成り立つ仕事である』ということも痛感しました。
施設利用者の協力を得るためには、どのような言い回しでご案内をするのが適切かということを先輩に教わったり、自分なりに勉強したりして実践していきました。
また、警備の仕事ではそこに勤務する“警備員”の身だしなみや態度・言葉遣いで、施設利用者からの当該施設への評判・評価が決まってしまうことがあります。
一般の方は、私たちをセコムジャスティックという警備会社の社員としてではなく、施設の従業員として認識されているからです。
社会人として自覚を持ってからは、「自分たちが与える印象は、セコムジャスティックの評価だけでなく、警備契約先の施設・建物そのものの評価にもつながっている」ということに気づき、襟を正して仕事に臨むことができました。
施設利用者の多い施設でのエピソードですが、地方からいらっしゃった年配のご婦人に「新幹線の中かどこかで所持品を紛失した」という相談を受けたことがあります。
何とかできないかと思って新幹線の落とし物センターに電話をするなど手を尽くした結果、紛失物は無事にその方の手元へ戻り、後日ご本人からのお礼の手紙が当該施設に届いたと聞きました。
私の上司の耳にもその話が入り、「よくやった」と褒めてもらいました。
警備員という保安要員であると同時に、施設利用者にも対応するサービス要員としてどこまでできるかということに自分なりにトライできた出来事でしたが、良い評価を受ける行動も悪い評価を受ける行動も契約先に伝わるということを知るきっかけにもなりました。
もっとも、『来訪者からの【施設の評価】を高めたい』という意識を持っているのは私だけではありません。
現場で勤務している社員はみんなそういう想いで頑張っているので、一人ひとりのファインプレーをもっと評価できるようになればいいですね。
本部長表彰を受けたのは、特定の身辺警護対象のお客様を2ヶ月半ほど私が専属で警護させていただいたという警備案件でした。
ある会社の経営者とその奥様、そして2名のお子様を警護することになったのですが、任務の最終日に、上司とご挨拶に伺ったとき、奥様が「松岡さんがいてくれて、すごく安心でした」とおっしゃってくださいました。
その言葉を聞き、人目をはばからず大号泣したことを覚えています。
スポットの警備依頼で単日だけの警護はそれまで何度か経験していたのですが、2ヶ月半もの間、同じ方につくのは初めてでした。
自分なりに「これで正しいのかな?」「喜んでいただけているのかな?」と思いながら警護にあたっていた中、最後に私の目を見てそのような感謝の言葉をかけていただいたことが本当にうれしかったですね。

二つのこだわりがあります。
一つは、当たり前なのですが、誠実であることです。
その場しのぎのごまかしや嘘は、あとあと絶対に自分の首を絞めることになりますし、お客様や仲間たちにも迷惑がかかってしまいます。
そのため、中途半端な受け答えはしないということを大事にしています。
もう一つは、営業部の上司に言われた言葉です。
「お客様に『松岡のような警備員が来てくれるなら安心だ』と思われるようになれ」と言われたのですが、お客様にそのように思っていただけるように対応するのは警備会社の営業パーソンとして非常に大切だと思います。
実際にできているかどうかはわかりませんが、強いこだわりを持っています。
先ほど申し上げた通り、今は現場経験を積んできたメンバーが私と同じような仕事をしているので、いろいろなアドバイスを受けやすいと感じています。
現場時代から私と同じような問題に直面してきた仲間に恵まれている環境は充実していると思います。
また、仕事への意識が高い同期の存在も本当に大きいですね。
特に、京都事務所で現場の責任者を務めている同期とは今も仲良くしています。
彼がいてくれたから今の私があるといっても過言ではないほどの熱い仲間に巡り合えました。
現在は、既存のお客様に対する料金改定の交渉も業務の一つとして担当しているのですが、その交渉において、現場の「信頼の重み」を実感できたときなどはとても嬉しくやりがい、働きがいを感じます。
交渉の席では最低賃金や実務データなどを提示して話を進めますが、細かいデータ以上に大きな説得力を持つのが、お客様からの「現場の警備員さんが頑張ってくれているからね」という一言です。
この言葉をいただけると、交渉は驚くほど円滑に進みます。
私自身の力というよりは、現場の仲間たちが勝ち取ってくれた評価に助けられているのですが、現場の努力がお客様にしっかり届いていることを実感できるのが、この仕事をしていて最も誇らしく、うれしい瞬間です。
私自身はミスも多い人間です。
20代前半の頃には、始末書を提出しなければならないほど大きなミスをしたこともあります。
そのときは、退職を考えるほど大きなショックに打ちひしがれたのですが、当時の上司から「自分は『失敗』をしたことがない。すべて人生の経験になるだろう?」と言われ、すごく気が楽になりました。
「失敗を経験と捉えてしまえば何とでもなる」という意味の素晴らしい言葉を教えてもらえたので、それ以降は大きな壁というものを感じなくなりました。
私が鈍感になっただけかもしれませんが、「すべてが経験なので、壁でも何でもない」というメンタリティを持てるようになりました。
警備業は、さまざまなアクシデントを未然に察知して適切に対処し、人々の安全を守り抜くという特殊な仕事です。
施設の常駐警備は、その原点だと思います。
また警備員は、その人がいることで皆さんに安心していただける仕事の象徴だと感じています。
特殊な仕事を希望してセコムジャスティックに入社した仲間は熱い人が多く、そのようなメンタルに少しでも共感してくださるのであれば、絶対に「良い仕事だ」と思っていただけると思います。
誰かを守って「ありがとう」と言っていただける職業は、そう多くありません。
それでお金までもらえる民間の仕事は警備業くらいだと思います。
ぜひ、そんな熱い思いを持ったメンバーの集まりに加わっていただき、セコムジャスティックをもっと良い会社にしていくためにお力を貸していただければ幸いです。
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