離職率について
企業の方針2023年4月28日 公開
離職率はどの程度でしょうか?
実態はこうです
ご質問をいただきありがとうございます。
2022年度の離職率は8.1%で、直近3年間で見ると、2020年度12.3%、2021年度8.5%、2022年度8.1%と年々低下しています。
2020年度は工場閉鎖などの事情で一時的に上昇しましたが、その後はコロナ禍でも8%台を維持し、厚生労働省が発表する常用労働者(パートタイム労働者を除く)の全国平均11.1%※を下回っています。
また、定着率が高く、2022年度は勤続10年以上の社員の割合が194人中90人と、ほぼ半数を占めました。
定着率を高める上では、キャリアアップを支援する教育制度の充実や定期的な面談などに力を入れています。
教育制度では、新入社員研修や昇格者研修といった社内研修に加え、中小企業家同友会、金融機関、中小企業大学校が主催する外部研修を導入しています。
定期的な面談は年2回の賞与支給後で、評価者が個人の目標達成度を判定してフィードバックするとともに、キャリア形成に関する相談に応じています。
また、部下が直属の上司(管理職)を評価する機会も年1回設け、部下からの評価を管理職にフィードバックして上下間の意識のずれや指導方法の改善にも活かしております。
このほか、新入社員の業務上の悩みなど日常的な相談に応じる「新入社員インストラクター制度」を運用しています。
新入社員は入社後6~12カ月間にわたり、週1回のペースでインストラクターに報告書を提出し、
インストラクターは月1回、新入社員と面談し、職場や業務にスムーズに馴染めているかを確認します。
今後とも、社員が働きやすい職場環境を維持できるよう努めてまいります。
※参考:厚生労働省「令和3年雇用動向調査結果の概況」参照