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株式会社ニチイホールディングス(ニチイ学館)

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  • 看護師の負担軽減のための取り組み

    残業時間の削減・業務効率化2023年8月9日  公開

    医療や介護の仕事に興味がありますが、一方で残業や夜勤が多いイメージがあるので、果たして自分に務まるのかが不安です。御社で実施されている「看護師の負担を軽減するための取り組み」はございますか?

    実態はこうです

    ニチイホールディングス人事部です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。

    「看護師の負担を軽減するための取り組み」に関してですが、現在は看護師が不足している介護施設を対象に、ドクターメイト社の『夜間オンコール代行』というサービスを外注しています

    ▼『夜間オンコール代行』とは?
    ドクターメイト社の『オンコール代行™』というサービスです。特養や有料老人ホームなど介護施設に特化したサービスで、介護施設の看護師に代わり、ドクターメイト社の看護師が夜間オンコールの対応を行います

    代行者も看護資格を持つ方なので安心してお任せすることができます。導入企業からは「夜間体制が維持できて安心・働き方を改善できた・離職が減った」などという声があがっています。

    ▼導入の背景
    「介護業界での看護師不足」という問題が背景にあります。この問題は弊社施設に限らず、日本全国の介護施設が同様の問題を抱えています。

    弊社は全国に介護付きホーム(特定施設入居者生活介護)が68拠点あります。その中では常勤の看護職員の配置が必要になるのですが、常勤の看護職員の採用と定着が課題となっています。常勤の看護職員が採用できない理由の一つが「オンコール待機」でした。

    「オンコール待機」がネックになってしまったり、「オンコール待機」が負担で離職につながってしまったりするケースが多くありました。

    要するに、看護師の採用・定着が難しい理由の一つが「オンコール」であり、それを解決するために「オンコール代行」の導入を決めました

    ▼導入の結果
    弊社では、夜間看護体制加算(※)の取得率について変化がありました。『夜間オンコール代行』の導入前に夜間看護体制加算を取得していた施設は16施設でしたが、導入後は44施設まで増えました。

    『夜間オンコール代行』の導入をきっかけに、会社としても夜間看護体制加算取得の推進を図ってきましたが、その結果、全国68拠点のうち44か所で取得できるようになりました。

    夜間看護体制加算取得は体制がしっかりと整っている施設だというアピールにも繋がりますので、ご入居者やそのご家族の安心材料にもなっていると思います。

    また、導入施設の看護職員からは「夜間に待機しなくてよくなったので、心身ともに負担が軽減された」「日勤の業務に集中できるようになった」などの声を聞いております

    (※)※特定施設入居者生活介護における夜間看護体制加算
    夜間の緊急時における対応や適切な処置を行うために、看護体制を整備している事業所に対し、10単位/日で評価。常勤の看護師を1名以上配置する、利用者に対し24時間連絡できる体制を確保し、必要に応じて健康上の管理等を行う体制を確保している等の算定要件等がある。

    『夜間オンコール代行』に関しましては、ドクターメイト社のHPサイトに詳細が記載されております。ご興味のある方は以下サイトをご参照くださいませ。

    ▼ドクターメイト社『夜間オンコール代行』について

    介護施設向け24時間医療相談|ドクターメイト

    介護施設の医療課題にドクターメイト!専任の看護師や医師に相談できるオンライン医療相談と夜間オンコール代行で24時間365…

    ▼弊社の『夜間オンコール代行』の導入事例について

    『夜間オンコール代行™』が看護師の負担軽減に「より質の高いサービスの提供が可能になりました」|導入事例(株式会社ニチイ学館) | ドクターメイト

    (左)株式会社ニチイ学館の施設介護事業部部長の齋藤さん。ニチイ学館本社にて(右)弊社青柳とともに 株式会社ニチイ学館では…

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