コンサルタントとしての成長について
キャリアについて2023年10月16日 公開
「コンサルタントはクライアントの経営に役立つ仕事というイメージが強かったが、実際は資料作成の仕事が多い」と聞きました。 コンサルタントとして成長できる環境はあるのでしょうか。
ご質問をいただきありがとうございます。
弊社のコンサルティングは実行支援に重きを置いているため、事業計画や各種補助金申請などの資料作成だけで終わることはございません。
我々はクライアント1社1社と向き合い、根本的な課題を抽出し、課題解決に向けて積極的に取り組んでおります。
そのため、より多くの課題を解決するために、コンサルタントとしても成長し続ける必要がございます。
コンサルタントの仕事には、2つの成果があると考えております。
1つ目は、クライアントからオーダーをいただいた仕事を行うことです。
例えば、補助金申請や資金調達等、何かを取り組む際に、最初の壁となる入り口の課題解決を行うケースもございます。
ただし、これだけには留まりません。
2つ目は、クライアントの会社が永続的に利益を上げられるような盤石な経営体制を構築することです。
1社1社のクライアントが抱える根本的な課題の解決策を模索するためには、経営者へのヒアリングも行って実効性のある資料を作成しなければなりませんが、コンサルタントが求められる価値は立派な資料を作ることだけではございません。
本当に大切なのは、事業計画書の内容を適切に実行していくことであり、我々としてもここをいかに支援できるかを考え、取り組んでおります。
金融機関から資金を調達できたとしても、それを投資、回収し、返済するまで支援することがコンサルティングの差別化につながります。
各種補助金も申請が認められれば終わりではなく、経営における効果的な活用策の立案・実行まで支援いたします。
資料作成ももちろん大切ですが、資料作成をゴールと捉えず、顧客の課題解決と向き合うことが求められています。