
研究開発について
会社の将来性2025年11月12日 公開

研究開発の方針や新品種の開発状況について教えてください。今後の開発体制の強化や新たな取り組みについてもお聞かせください。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では食文化の豊かさと健康的な食生活への貢献を目指し、研究開発体制を強化しています。
これまでに、霜降りひらたけや生どんこ(しいたけ)などの新品種をはじめ、カット用ブナシメジ、カット用エリンギといった新たな商品を開発しており、現在も継続して育種や商品改良に取り組んでおります。
直近では、霜降りひらたけと生どんこのプロモーション活動にも注力し、より多くのお客様に品質の高いきのこをお届けできるよう努めています。
また、きのこ総合研究所では、新品種の開発だけでなく、栽培技術や機能性研究にも力を入れています。
特に、抗酸化作用や認知機能の維持などに関わる成分エルゴチオネインに注目しており、この成分を多く含む品種の開発を進めています。
こうした基礎研究は、既存商品の品質向上や消費者の健康維持に貢献するものと考えております。
大学との共同研究にも積極的に取り組んでおり、現在7大学、これまでに10大学以上との連携実績があります。
研究スピードを高めるための新技術導入や育種技術の高度化にも力を入れており、今後も市場の変化に対応した開発を通じて、より高品質な商品の提供を目指してまいります。
