ホクト株式会社
きのこの研究、生産、販売
長野県長野市南堀138-1
ホクト株式会社は、きのこの研究・生産・販売を手がけ、全国の量販店などへ商品を届けている企業です。
同社に中途入社して12年目を迎えるTさんは、東京・大阪の2拠点で営業経験を積み、現在は大阪営業課の係長を務めています。
そのキャリアの中では、転勤や昇進に加え、自身の働き方を見直す転機もあったといいます。
今回は、Tさんに中途入社から現在までの歩み、営業職の残業や働き方、評価・昇進、転勤について伺いました。
2015年1月に中途入社したTと申します。
前職では、生協の宅配関連の仕事をしていました。
「食」に関わる仕事がしたいという思いに加えて、ホクトの商品は質が良く、安定した企業であると感じていたことが入社の決め手です。
入社から約7年は東京で勤務し、徐々に大きな取引先も任せてもらえるようになりました。
その後、会社から「大阪営業課を立て直してほしい」と打診を受け、大阪営業課へ異動することになったのです。
現在は、大阪営業課の係長として、数字を追うだけでなく、後輩が働きやすい環境づくりにも取り組んでいます。

転勤の可能性は以前から意識していましたが、実際に大阪への異動を打診された際は不安もありました。
その気持ちが変わったのは、「大阪営業課を立て直してほしい」と会社から伝えられた時です。
自分に任された役割が明確だったことから、「それならやってみよう」と前向きになれました。
大阪では、関東とは異なる商談の進め方や価格交渉に苦労しましたね。
ただ、関係性ができると、付き合いを大切にしてくれる方も多いです。
難しいお願いでも、「Tが言うなら」と応じてもらえることもあります。
転勤者向けの家賃補助もあり、生活面の不安も軽減されました。
新しい環境で営業経験を広げられたことは、結果的に良い経験だったと感じています。

大阪へ異動した最初の1~2年は、大阪営業課を立て直したい一心で、朝早くから出社し、夜遅くまで残ることもありました。
転機になったのは、新入社員から、「Tさんと同じような働き方は自分には難しい」と言われたことです。
会社のためと思って働いていましたが、自分の働き方が後輩に与える影響まで考えられていなかったことに気づきました。
それからは、自分が長く働くのではなく、誰でも対応できる仕組みづくりを意識するようになりました。
発注の集計方法を見直し、商談頻度も調整するなど業務を整理したことで、後輩へ仕事を引き継ぎ、育成に使える時間も増えています。
会社としても業務改善が進み、以前は1時間以上かかることもあった営業日報の入力時間も、私の場合は15~20分ほどで終わるようになりました。
現在、会社全体の月間残業時間は平均15時間ですが、大阪営業課は残業が少なく、18時頃までに退勤する社員が増えています。

最初の成功体験は、先輩たちから「取引は難しい」と聞いていたスーパーとの取引を実現できたことです。
難度の高さをチャンスと捉えて関係づくりを続け、最終的にはホクトの商品を広く扱ってもらえるようになりました。
大阪でも、ほとんど取引のなかった大きな取引先へ上司とともに働きかけ、営業課の数字を大きく改善した経験があります。
一方、東京時代には、上司から「現場しか見ていないと、現場で終わるよ」と指摘されたことがありました。
それをきっかけに、「自分が課長だったらどうするか」を意識し、自分の数字だけでなく、後輩のフォローやチーム全体にも目を向けるようになったのです。
こうした実績や周囲への関わりが、評価につながったのではないかと考えています。
実際、大阪転勤後に係長へ昇格し、その翌年には上司の推薦を受け、係長職のなかでさらに上の等級へ昇格することができました。

後輩には、最初から答えを教え過ぎないようにしています。
ヒントだけを伝え、自分で考えて動いてもらうことが成長につながると考えているからです。
また、自分の失敗や苦労も話し、相談しやすい雰囲気づくりを意識しています。
最近では、若手から「社内清掃で、なぜ若手が必ず掃除機を担当するのか」という意見が出た際、課長がすぐに受け入れ、自ら掃除機がけを担当するようになりました。
昔からのやり方に固執せず、若手の意見を取り入れる姿勢は、私自身も見習いたいです。
将来的には、仕事を任せたら必要以上に口を出さず、いざという時には自分がしっかりと責任を取れるような、頼りがいのある管理者を目指しています。

私自身も転職経験者ですが、入社してから一貫して感じているのは、ホクトの商品力の強さです。
営業にとって、自信を持って提案できる商品があることは大きいと考えています。
商品そのものに強みがあるだけでなく、研究や生産など営業を支える部門もあるため、周囲の力を借りながらお客様への提案に取り組めると感じています。
営業に挑戦したい方には、ホクトの商品力を活かし、自分なりの成功体験をつくってほしいです。
Tさんのお話から、求人情報や制度の説明だけでは見えにくい「実際の働き方」や「キャリアパス」のリアルな姿が伝わってきました。
特に、個人で成果を追うだけでなく、業務改善や後輩育成へ役割を広げてきた過程は、ホクトでのキャリアを考えるうえで参考になるポイントです。
kaiのコンテンツでは、ほかにもホクトの職場環境や評価制度などに関する口コミ・回答をご覧いただけます。
ホクト株式会社への転職を検討している方は、ぜひ併せてチェックし、会社選びの参考にしてください。