既存店の動向と収益力向上に向けた取り組みについて
経営方針・事業内容2026年8月27日 公開
新規出店に力を入れていらっしゃると存じますが、業績はいかがでしょうか。また、既存店の収益力向上に向けた取り組みがあれば教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、2024年11月の東証スタンダード上場や、2025年2月期における過去最大の売上高171億円(前年比130%)の達成など、順調な成長を続けております。
既存店におきましては、主力ブランドである「壱角家」を中心に、一部の店舗で前年比売上の向上が課題となっておりますが、収益力を底上げするための具体的な施策を推進しております。
その中核となるのが、「壱角家」と「油そば総本店」を組み合わせた「二刀流ハイブリッド店舗」への転換です。
ハイブリッド化によって店舗の基礎収益力を高めており、この1年間で仕入れ価格が上昇しているなかでも、独自の施策により収益性を着実に向上させております。
特に「壱角家」や「山下本気うどん」は高い利益水準を維持しており、全体の収益基盤は非常に安定しております。
また、弊社の強みであるM&Aを活かし、ラーメン業態においては2025年11月より味噌らーめんの「萬馬軒」を、そば業態においては2026年3月より「北前そば高田屋」を新たにグループに迎え、成長の柱となるよう新規出店を行っております。
既存店の収益力向上をさらに後押しする取り組みとしては、店舗品質と従業員のモチベーションを高めるための明確な評価制度を導入しております。
具体的には、店舗スタッフには「QSC(クオリティ・サービス・クレンリネス)の向上」や「衛生管理」「店舗オペレーションの習熟度」を評価項目としています。
店長以上の管理職には「売上・利益などの業績数値」「部下の育成度合い」などを細かく点数化し、公平に評価する仕組みです。
一方、新店におきましては、出店から2か月目で黒字化する仕組みを構築しております。
既存店の収益改善に向けたハイブリッド化や評価制度を通じた店舗力強化を進めながら、新規出店を継続する両輪の戦略によって、さらなる将来性を切り拓き、持続的な成長を実現してまいります。