耐震等級3の構造について
商品orサービスについて2024年2月16日 公開
「日本は地震大国だから耐震等級3が取得できる家にした方がいい」と知人から言われました。 もちろん耐震性は意識して家を建てようと考えてはいますが、毎日過ごす家なので居心地の良さや快適さも重視したいです。 「耐震等級3の家」というのは、具体的にはどういった構造になるのでしょうか?
貴重なご意見をいただき誠にありがとうございます。
耐震等級3は、国が定めた基準の中で「もっとも地震に強い構造の住宅」を指します。クレバリーホームでは、お客様の要望にお応えして、耐震等級3にも対応しております。
しかしながら、耐震等級3を取得するためには、「家の快適性」のレベルを下げて、構造上やや窮屈な住宅にしなければならない、というデメリットがございます。
具体的には、耐震等級3を取得するためには、壁を増やし窓を減らす必要がございます。「地震が起きたときに窓ガラスが割れると危険だ」という理由から、窓が大きいと耐震等級が下がってしまうためです。
しかし、注文住宅で家を建てたいお客様の多くは、「耐震性」だけでなく「快適性」も重視しておられます。ご家族みんなが快適に過ごせる広いリビング、明るい光が差し込む大きな窓…、といった開放的な空間を望まれる方が多いです。
クレバリーホームとしましても、快適な住環境には「光」と「風」が大切だと考えております。せっかく注文住宅で家を建てられるのであれば、「快適性」を妥協して窮屈な家に住むのではなく、「耐震性」と「快適性」の両方に優れた家に住んでいただきたいと思っております。
クレバリーホームでは、弊社が独自に開発した「プレミアム・ハイブリッド構法」を標準仕様にすることで、「耐震性」と「快適性」の両方に優れた家を実現いたしました。
「1階と2階を一体化したSPG構造」と「激しい揺れに抵抗できるモノコック構造」という2つの構造を組み合わせた「プレミアム・ハイブリッド構法」により、地震の際に建物にかかるエネルギーをバランスよく受け止めることが可能になりました。
窓が大きい家の場合、上記の理由から耐震等級3は取得できませんが、地震に強い住まいであることをお約束いたします。耐震性については、クレバリーホームのHPに詳しくまとめておりますので、ご興味のある方はぜひ以下URLをご覧くださいませ。
耐震性(地震に強い家)│構造・技術│クレバリーホームの家づくり│【公式】クレバリーホーム (cleverlyhome) 自由設計の住宅メーカ
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