
社会的ニーズに応える事業戦略と想定年利回りの仕組み
その他2026年6月30日 公開

想定年利回り8%以上という高い利回りは、他の投資商品と比較しても高い水準なので「無理な運用をしているのではないか」と不安になります。なぜこれほど高い配当を維持できるのでしょうか。その具体的な仕組みと、今後の事業戦略について教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
まず前提として、TECROWDの利回りは「想定年利回り」であり、確定したもの・保証された利回りではありません。
一方で、当社がこれまで安定した分配を行ってこられた背景には、社会的ニーズの高い成長分野への特化と、創業から培ってきた独自の仕組みがあります。
当社の事業戦略と運用の仕組みについてご説明いたします。
1. 社会的ニーズの高い分野への特化
当社は、一般的な住居系の物件ではなく、高度な専門性と運営ノウハウが求められる不動産を運用の中心に据えています。
海外物件を対象としたファンドも組成していますが、最近は国内物件を主な運用対象としています。
- ・対象分野:障がい者向けグループホームや、需要が高まっているデータセンターなど。
- ・想定年利回りの背景:これらの分野は社会的ニーズが高い一方で供給が不足しており、専門の運営事業者による適切な設計や管理を行うことで、好条件での賃貸や売却につながりやすく、賃料収入や売却益を安定的に確保しやすい特徴があります。
こうした専門領域ゆえの参入障壁が、高い想定年利回りの水準を支えています。
2. 創業から培った建設・不動産業の知見を活かした一気通貫の管理
当社は2001年に建設・不動産業として創業し、長年「つくること」に向き合ってきた歴史を基盤にしています。
- ・バックボーンを活かした強み:当社は建設・不動産分野からスタートし、長年「つくること」に向き合ってきた経験を持っています。
現在はクラウドファンディング事業に専念しており、建設そのものはパートナー企業と連携して進めていますが、物件の選定・設計意図の理解・維持管理、売却(出口戦略)にいたるまで、創業以来培ってきた知見を活かして、ファンドの運用に取り組んでいます。 - ・価値の最大化:外部業者に運用のすべてを委ねるのではなく、自社で培ってきた目利きと技術ノウハウを適切に投入することで、資産価値を高める取り組みを行っています。
こうした体制が、投資家の皆さまへ安定した分配を行ってきた大きな根拠となっています。
3. 確かな事業成長と健全な黒字経営
ネット上の掲示板などでは「無理な運用ではないか」という声も見受けられますが、当社が継続してきた事業成長と着実に利益を生み出してきた経営状況が、運営の健全性を示しています。
- ・2025年4月期(6ヶ月の変則決算):売上高 約77.6億円/当期純利益 約3.7億円
- ・2024年10月期(前期・12ヶ月):売上高 約59.6億円/当期純利益 約2.4億円
2025年4月期は、大口ファンドの順調な対象物件売却と償還が進んだことにより、わずか半年で前期(12ヶ月)の年間売上高を上回る結果となりました。
会社として健全な利益を確保したうえで、投資家の皆さまへ適正な分配を行っています。
なお、想定年利回りはあくまで運用計画上の見込みであり、確定・保証されたものではありません。
不動産売却時の価格が下落した場合などには、元本割れが生じる可能性もございます。
当社では、優先劣後方式(当社および当社が指定する者が劣後出資として先に損失を負担する仕組み)などを通じてリスクの軽減に努めていますが、投資である以上リスクを伴う点については、FAQや募集ページでも分かりやすくお伝えしています。
4. 安定性を重視した運用方針
当社は今後も、安定した賃料収入や売却益が見込める国内のインフラ・福祉分野を中心に運用を進めてまいります。
これまでに培ってきた知見を活かし、日本の社会課題の解決につながる事業から生み出される利益を、投資家の皆さまへお届けできるよう努めてまいります。
参考:
(最新の事業戦略や決算説明資料をご確認いただけます)