強みについて
強みについて2024年1月22日 公開
貴社の強みの一つである「STAM™モデル」ですが、どのような点が特に優れているのでしょうか?
弊社が世界に先駆けて独自開発し特許を取得している「STAM™モデル」は、ヒトで発生するMASH/NASH-HCC(非アルコール性脂肪肝炎・肝臓癌)と同様な病態進行を示せる希少なモデルです。
従来のMASH/NASH-HCCモデルと比較し
・病態や、疾患の進行状況の再現性が高い(人体における病態進行に極めて近い状態を再現できるため、新薬開発の最終工程である臨床試験の成功率を高めることが可能)
・病態が短期間で発症(特に肝癌)するため、開発までの期間の短縮を実現(最大1/2程度の期間で開発可能)
・病態はほぼ100%かつ均一に進行し、オーダー通りの病態への薬効評価や疾患のモデルを開発可能(一部疾患については、「STAM™モデル」弊社のみ評価開発可能な病態モデルも存在する)
などの点に優れていると言え、これまで70件以上の論文や80件以上の国際学会にて、STAM™モデルを使用した研究内容が公表されております。
私達は、現代病の中でも、未だ治療薬のないMASH/NASH-HCC(非アルコール性脂肪肝炎・肝臓癌)・炎症/線維化、免疫・がん分野に着目し、「STAM™モデル」を開発いたしました。
すでに国内のみならず、米国、欧州などの最大手の製薬企業を含む、1,000を超えるグローバル製薬企業、創薬系バイオベンチャーや大学などの研究機関において「STAM™モデル」が幅広く利用されており、NASH治療薬開発の一翼を担っているモデルと言えます。
今後もグローバル視点でニーズを捉え、世界各国で病気に苦しむ方々のQOL(生活の質)向上に寄与することを使命に研究開発に取り組んで行く所存です。
本項目については専門的な内容も多く、詳細は以下にもまとめておりますので、是非ご覧いただければと思います。
▽世界初のNASH - 癌動物モデル