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株式会社サイトウ化成

1.発泡プラスチック製品の加工および販売 2.各種成形品の加工および販売 3.縫製・ウェルダー加工品の製造および販売 4.紙製品の加工および販売 5.その他 物流・包装資材全般の販売

栃木県那須塩原市下厚崎255-26

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2026年10月8日 公開 「未来の経営幹部を育てる」。齋藤社長が語る高卒採用強化の背景と会社のビジョン

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株式会社サイトウ化成は包装資材や緩衝資材、温度管理資材を中心に、プラスチック素材の設計・製造・加工から販売まで手がける老舗の専門会社です。

幅広い分野・種類の製品作りを重ねてきた経験と、高度な加工技術を支えているのは「人」であるという考えのもと、すべての従業員が安心して活躍できる環境づくりを推進しています。
「未来を創造/想像する企業」として自社の存在価値・存在意義をより高め、これまで以上に社会に貢献するため、高卒採用の強化などを通して人的資源の確保・高度化を積極的に図る方針も打ち出しています。

今回は、そんな同社の経営を担う齋藤健代表取締役にインタビューを行い、自社の強みや高卒採用の強化を決めた背景、設立50周年の節目を前に思い描く会社のビジョンなどについてお聞きしました。

 

-包装資材や緩衝資材などを製造する会社は数多くありますが、御社ならではの強みは何でしょうか。

私たちの強みは製品の設計に始まり、素材作りや加工、さらには機能性の検証、輸送に至るまでワンストップで対応できることです。
あらゆる工程を内製化することで、コストを抑えながら高品質な製品を生み出し、かつ他社と比較して短い納期で提供できます。
また、自社で設計を担っているため、素材の大きさや形、硬さなど、お客様のご要望に合わせたオーダーメイドの製品を作ることが可能です。

 

-消費者にとって身近な場所においては、御社のどんな製品を目にすることができますか。

食品分野では、一般家庭向けの食品宅配サービスで使われる容器やカバーが挙げられます。
駅や高速道路のサービスエリアなどで、土産物を買った際に付いてくる保冷用のバッグにも自社製品が使われています。
他にも、テレビ、パソコンといった厳重な保護が必要な家電製品の梱包資材、温度管理が必要な医薬品の輸送資材、引っ越しの際に、壁や床が傷つくことを防ぐ建築資材など、幅広い分野で私たちの技術が必要とされています。
そのため、気づかないところで、私たちの製品を目にしたり、触れたことがある方も多いのではないかと思います。

 

-50年の歴史を積み上げてきた会社の経営に、どのような思いで向き合っていますか。

会社として前年の業績を超えていこうという目標は持っていますが、経営の根底には従業員をはじめ、私たち全員が平穏無事な1日を送れる基盤をつくりたいという想いがあります。
例えば前年の年収が1000万円だった従業員が、次の年は2000万円もらえるようになるのは理想ですが、まず大切なのは「収入が減らない」ことです。
もちろん、そのような状況に陥らないように、会社が年々発展し、より多くの利益を上げ続けていかなければなりません。
シビアな目標も当然ついて回りますが、誰もが収入面の心配をすることなく、楽しく生活するためのベースとなる会社をつくっていきたいと考えています。

 

-高卒の新卒採用を強化する方針とのことですが、そのような決断をされた背景をお聞かせください。

ここ十数年間にわたり事業に取り組んできた結果、たくさんの方の助力のもと、会社の利益や規模が順調に拡大し、業績を伸ばすことができました。
そのうえで、「人を育てる」ことを重点的に取り組み、今後も継続的に発展する会社にしたいと思っています。
高卒の新卒採用を強化するのは、ワンストップ型のビジネスモデルで大切なのは従業員一人ひとりの「経験」だと考えているからです。
高校を卒業した段階で幅広い業務の経験を積み始めていただき、1日も早く高いスキルを身につけてくださればありがたいと思っています。
一定の経験を重ねたあとは会社の核である管理職を目指していただき、最終的には会社の方向性、ビジョンを決定できる経営幹部になっていただければと期待しています。
そうした人材は右から左へというように、たやすく補充できるわけではありません。
経営幹部という最終的なステージに進んでいただくまでの教育・指導には長い時間を要するからこそ、高卒採用を強化していかなければならないと考えました。

 

-単なる人材育成に終始せず、会社の未来を支える「人財」を長期的に育てていこうということですね。

高卒、大卒に関係なく、個々の新入社員がどの職種に向いているかは、時間をかけて多様な経験を積まなければわかりません。
例えば営業部門の核、あるいは製造部門の核となった管理職が、入社時は別の部門で働いていたとしても何ら不思議ではありません。
だからこそ、一人ひとりの適性を見極めて、それぞれが得意とする分野で活躍してもらえるようにするには、やはり長い時間をかけて会社と仕事に向き合ってもらう必要があるわけです。
そのように長期的な視点を持って人を育てることが、結果として会社の未来にとっても本人の未来にとっても利益をもたらすと考えています。

 

-社員に求める人物像をお聞かせください。

入社後のスキルや成果は重要です。
しかし、高卒で入社してくださったばかりの方にスキルや成果をいきなり求めることは当然ありません。
それよりも常に笑顔で、ポジティブでいられることが大事で、それができればスキルや成果の壁にぶつかったとしても必ず乗り越えられると思っています。
物事がうまく進んでいるときは誰でも笑顔でいられますが、人としての真価が問われるのは、うまくいかないときの振る舞い方です。
また、ポジティブな思考の持ち主は自分にできないことがあっても、できない理由ばかりを探そうとするのではなく、どうしたらできるようになるかを考えます。
実際に会社の核として活躍中の管理職を見渡すと、常に笑顔でポジティブであるという点が共通していると感じます。

 

-高卒採用の強化にあたっては、どのような教育・サポート体制を用意していますか。

高卒者の方のみを想定しているわけではありませんが、ここ数年間かけて教育・サポート体制を拡充してきました。
例えば、製造部門のOJT形式の定着化、品質管理と安全管理の資格取得や研修制度の整備などです。
資格取得者の表彰制度も設けたので、学びたいという意欲があり、能動的に動ける方は、より成長し、努力の成果も実感しやすい環境です。
教育・サポート体制は引き続き拡充していき、OJTの内容と併せてさらにレベルアップさせたいと考えています。

 

-高卒者の皆さんはまだ10代と若く、新たなことに挑戦する中でミスをしてしまうこともあるかと思います。そのようなことが起こった場合、会社としてどう対応しますか。

どんな会社も同じだと思いますが、ミスをそのままにしておくことはできません。
私たちとしてもまずは、ミスを可視化することを徹底しています。
もちろん、そうするのはミスをした本人を責めるためではありませんし、ミスを恐れて新たなことに挑戦しなくなる雰囲気が生まれることも望んでいません。
ただし、会社にとって一番の致命傷となるのは、同じミスを繰り返してしまうことです。
それを防ぐために組織・グループとしてミスの内容を共有し、再発につながりかねない弱点をカバーしています。
そうした取り組みを強化することで、次に起こる可能性があるミスを先回りで把握し、未然に防げるようにもなると考えています。

 

-社長として、従業員の皆さんのどんな姿を誇りに思いますか。

半世紀の歴史がある中では、大量生産・大量消費の時代を経験したメンバーも多く在籍しています。
もちろん今はそのような時代ではなく、働き方も全く異なりますが、いざとなれば全員が一致団結して製品の納期を守り、不具合が出れば速やかに改善するチームワークの良さを誇らしく感じています。
また、外国人技能実習生など新人のメンバーが入社した際も、従業員は温かく迎え入れています。
各部門では業務外の食事会やバーベキュー、ボウリング大会などもこまめに開催し、国籍などに関係なくコミュニケーションを取り合える文化を大切にしています。
多様な人材が安心して働ける環境づくりに配慮し、相互理解を深めようと努力する姿にも感銘を受けています。

 

-さらなる会社の発展に向けて、どのようなビジョンをお持ちですか。

まずは、自社製品の付加価値をさらに向上させ、従業員の給与をはじめとする待遇面をどんどん引き上げていきたいと考えています。
製品の付加価値を高めるには利益率を引き上げることが重要です。
そのため、今後は「コンバーター(加工会社)」という現状のポジションではなく、「メーカー」として発展していきたいという大きな夢を持っています。
これから入社される皆さんには、その夢が叶ったときに会社の核として活躍していただければと思っています。

 

-最後に、これから就職される高校生の皆さんとその親御さん、そして学校の先生方に向けてメッセージをお願いします。

高校生の皆さんはアルバイトを経験されている方も多いと思いますが、就職すると日々の生活において仕事の時間が大半を占めるようになります。
どんな仕事にも厳しさやつらさがあるからこそ、楽しめる要素を見出せなければ長続きしません。
楽しめる要素が人との付き合いなのか仕事の達成感なのか、あるいは収入を得ることなのかは人それぞれだと思いますが、まずは仕事を楽しいものに変えることを目指していただければと思います。
私たちも、そのための方法を一緒に模索し、必要なアドバイスもさせていただきます。
また、私自身も自分の子どもを育てて社会に送り出した経験があります。
それゆえに、高校を卒業したばかりの方をお預かりすることは、親御さんに対する大きな責任を負うことでもあると感じています。
仮に将来転職するとなったとしても、新天地で胸を張って活躍できる人を育てていくという気概を持ち、入社してくださった方々の教育に向き合っていきたいと思っています。

まずは製造会社として安全・安心な環境をつくるための教育を徹底し、何事もなく育っていただけるようにしたいと考えています。
加えて学校の先生方には、生徒さんを紹介していただける機会があれば、ぜひお願いしたいと思っています。
私たちも先生方のご期待を裏切らないために、責任を持って会社を発展させ続けられるよう全力を尽くしてまいります。

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