株式会社ランクアップ(マナラ化粧品)
オリジナルブランド「マナラ」「アールオム」「アクナル」の開発および販売
東京都中央区銀座3-10-7 ヒューリック銀座三丁目ビル 7階
株式会社ランクアップは、オリジナルの人気化粧品ブランド「マナラ」などを開発・販売しています。
同社のマーケティング施策は、ユーザーとの関係性をダイレクトに深めるアプローチが特徴で、ファンを大切にする姿勢が高く評価されています。
今回は、各種クリエイティブの制作や製品の販促プロモーションなどを担っている水野様にインタビューを実施し、仕事を通して得た多くの学びと成長機会、経験を重ねる中で実感した心境の変化などについてお聞きしました。

2020年4月に新卒で入社し、販売促進部の営業企画チームでサブリーダーを務めています。
主な業務としては、会報誌やチラシ、DMなどの企画・制作・分析や、担当製品に関する販促プロモーションの企画・実行をしております。
「ここなら自分のなりたい大人になれる」と思ったのが一番の理由です。
学生時代、居酒屋でアルバイトをしていたのですが、社会人のお客様からはよく「大学生は人生の夏休みだよ」「いいなぁ、社会人になったらツライぞ~。今が一番幸せなんだよ」と言われていました。
お客様の中には、お酒を飲めば飲むほど「今日も面倒な仕事をしてきた」というような愚痴が止まらなくなる方もおり、私は「『人生がつまらない』と思うような大人にはなりたくない」という考えが、どんどん強まっていきました。
そんなとき、就活で訪れたランクアップは人事部だけでなく、どの社員も明るくてまぶしく、「こんな大人になりたい!」と思いました。
言葉で表すのは難しいのですが、芯があるからこそ「まぶしい」と感じたのだと思います。
どの社員に会っても、「この人は『働け』と言われたから働いているのではなく、自分がそうしたいからここで働いている」という芯のようなものを感じました。
人事部の担当者は、どの会社もいい人ばかりです。
でも、人事部以外の社員とすれ違うと、学生には挨拶もしてくれないというケースが少なくありません。
それに対し、ランクアップの社員はみんなが私の前を通ると「これから面接?」などと気さくに声をかけてくれたので、「この会社は何か違うぞ」と感じました。
周りの大人たちからは「給与が高く、休みをたくさん取れる会社に勤めなさい」と勧められたのですが、私自身は「それだけで果たして楽しいのかな?」「睡眠時間よりも長いであろう労働時間を適当に過ごしたくない」という想いがありました。
そんな気持ちで就活を始め、いろいろな会社のインターンシップにも参加したのですが、ランクアップだけは唯一印象が違いました。
この会社と巡り合った瞬間から「ランクアップがどんな業界の会社だとしても、私はここに入りたい」と強く感じた思い出があります。
不安が9割でした。
販売促進部は会社の売上の大部分を担い、メンバーは主要製品を担当しています。
当時は「新卒を配属しないプロフェッショナル」の部署だったので、配属先が発表されたときは目が点になりました。
「私は期待されているのかもしれない!」というドキドキも多少はあったのですが、「私に何ができるのだろう?」という不安が圧倒的でした。
実際に、最初の1年は本当に大変で、この仕事が自分に合っているのかどうかもわからないまま、とにかく必死でした。
社員の育休取得で人員が少なかった中、売上トップ3以外の製品をほとんど私が担当した時期もありました。
ただ、休んでいた社員が復帰してふと一息つくと、「自分はこんなことをやってきたんだ」「がむしゃらだったけれど、振り返ってみるとすごい仕事をしていたんだ」と実感したのです。
それから不安がなくなり、自信がつきました。
自分が頑張ったクリエイティブについて、お客様からお褒めのお手紙が届き、「私の言葉は、そんなに人の心に刺さるのか」と働きがいを実感したこともあります。
本当に道なき道を歩いていたものの、ふと振り返ったら道ができていたという感覚です。
入社1年目で、お客様の誕生日に合わせたバースデー施策と大半の定期製品、2年目で社内売上2位の「朝洗顔」と、私が社長だったらベテランに任せたくなるような仕事にたくさん携わらせてもらいました。
そのおかげで、自責思考が培われたと思います。
「わからない」とオロオロしているだけでは済まされない環境で、自分ですべて理解しながら動いていく実行力も身につきました。
クリエイティブを作るときは、みんなにチェックしてもらうため回覧に出すのですが、戻ってきたあとも、ほとんど内容を変えていないクリエイティブを何度も回覧してしまったことがありました。
自分としては「ミスがあれば見つけてほしい」と思ってそうしたのですが、当時の上司から「どうして何回も回覧するの?」と指摘されたうえに、「私たちはもちろんフィードバックをするけれど、最後に責任を持つのはあなた。だから、回覧はたくさんすればいいってものじゃない」と言われたのです。
その言葉を聞いて、「上司や先輩は助けてくれるけれど、責任を持つのは自分自身なのか」とハッとさせられました。
それからは、常に「自分が責任を持たなければ」と思いながらクリエイティブを制作するようになりました。
気づいてみると、何事も自分事と捉える意識が芽生え、どこかの部署が困っていると聞けば、自ら情報を拾いにいくようにもなりました。
顔の部分の画像加工は絶対にしないことです。
広告であっても、絶対に嘘はつかないという誠実さの表れだと思っています。
たまに「加工しているんでしょ?」とお客様からお声をいただくこともあるのですが、断言できます!加工はしていないんです!
来てくださるお客様のお顔が、画像を加工する必要がなどないほどきれいなのはマナラの自慢です。
お客様も「私にはマナラがないと無理」というくらい強い満足感を持ってくださっているので、クリエイティブの画像をいじらなくても製品の魅力を引き出せています。
マナラはそれだけすごいということなのですが、それだけの高さを持つ製品力を伝えなければならないということが、私にとってのモチベーションです。
会報誌やDM制作、プロモーション企画など業務は多岐にわたりますが、ランクアップ以上にお客様ファーストの会社はないのではないかと思います。
顔の加工をしないこともそうですが、お客様が損をするようなキャンペーンは絶対にしない、情報をわかりやすく記載するなど、お客様本位の姿勢にこだわっています。
売上高をプレッシャーに感じたことは、あまりありません。
それよりも「お客様に喜んでいただける販促活動かどうか?」のほうがドキドキするかもしれませんが、「素晴らしいこの製品を早くお届けしたい」という気持ちが強いので、それがモチベーションになっている気がします。
販促活動は「売りたい」という気持ちよりも、「伝えたい」という気持ちが強いときのほうがうまくいきます。
売上高は後からついてくるし、ついてこなかったら自分の言葉が足りなかったと思っています。

「朝洗顔」を担当していたときのエピソードがあります。
私は入社したときから一番に出社して、お客様からのお手紙を拝読しています。
そんなある日、マナラのナンバー1製品である「ホットクレンジングゲル」のことは皆さんに知っていただけているのに、ナンバー2の「朝洗顔」は話題に上らないということに気づき、マナラがホットクレンジングゲルだけの会社だと思われていることを悔しく思いました。
そこで、私は「福島県の田舎で育って上京した社会人1年目の私が今、本当に悔しいこと」という趣旨のDMを書いたところ、当時としては過去一番のレスポンスがありました。
社内で「田舎者DM」と呼ばれているそのDMは、その後もずっと使われていて、今も私宛てに「素敵なご案内をありがとう」とお客様から手紙が届きます。
「売りたい」という気持ちが先行すると、製品のスペックばかりを語りたくなるのですが、当時の私は「この洗顔に出会って自分は変わったし、母も変わった。あなたの人生を変えるお手伝いもしたい」ということを伝えたい一心でした。
「売りたい」より「伝えたい」という気持ちが強かったことが、大きな反響につながったのだと思います。
どの製品だったかは覚えていないのですが、その製品についてさほどの知識がないままメルマガの記事を書いたときは、全く反響がありませんでした。
上司からは「水野さん、この製品のことちゃんとわかってる?」と言われてハッとしたのです。
製品への愛情も足りないからフワッとした上っ面の言葉しか出てこないということを痛感しました。
あのときの記事は、今なら恥ずかしくて読めないと思います。
メルマガについては、ダイレクトマーケティング専門の広告代理店で働いた経験のある副社長から直接ご指導いただきました。
入社1年目の身としては本当に贅沢な時間で、とても貴重でした。
そのおかげで、「こんな感じだろう」という浅はかな考えでは良い記事など書けないということに気づくことができ、どんどんうまく書けるようにもなりました。
入社したばかりの頃は「どうしてこんなに仕事が終わらないんだろう」と思っていました。
新入社員で覚えることが多く、1つ1つの作業に時間がかかっていたので仕方なかったとは思うのですが、あの頃は周りが見えず自分のことばかり心配していたのです。
自分のことで精いっぱいだったからだと思いますが、気持ちがひっ迫して仕事を休みがちになってしまった私を、副社長が食事に連れ出してくれたことがあります。
「販促部は新卒を入れてこなかったけれど、あなたなら大丈夫だと確信したから配属したんだよ」と言葉をかけてくださり、決意を新たにすることができました。
その言葉は、今でも私の原動力です。
「期待してくれている副社長や会社に恩返しをしたい」とも思えるようになったことで、私自身が嫌がっていた「つまらない大人」にならずに踏みとどまることができ、「この会社で誇りを持ってお客様をご案内し、楽しく働くぞ!」という仕事の向き合い方に変わりました。
自分の言葉で記事を書けるようになったのも、そのあたりからだったと思います。
そうですね。
目が覚めたような感覚だったかもしれません。
当時はみんなに心配されていましたし、だからこそ自分で自分を「かわいそう」と思い始めてしまったのですが、そうして悲観しているうちは、学生時代に働いていた居酒屋のお客様と変わらないと思いました。
また、同い年の友達に「先輩たちのように仕事ができなくてつらい」と電話で話したことがあったのですが、「入社して1年も経っていないのに、何年も仕事をしている先輩と自分を比べるのはおこがましい」と怒られました。
友達の言葉を聞いて、「先輩たちも仕事ができない時期があって今がある。私も今を謳歌するつもりでがむしゃらに働き、その経験を後輩たちに伝えてあげればいい。だから、今は仕事をやり切るぞ」と前向きな気持ちになれた気がします。
はい。
それまでは自分ができないことばかりに目が向いてしまっていたのですが、自分ができないことを悲観するのではなく、周りに対して自分ができることをまず全力でやろうと思うようになりました。
例えば、出社してお客様からのお手紙を読む前にオフィスの掃除をしたり、コピー機の用紙を補充したり、新卒でもできることをやろうと意識して取り組んだところ、みんなが私の行動を見てくれていて、たくさんの社員から感謝のメッセージをもらいました。
入社前から憧れていた社員たちに認めてもらえたような気がして、自信もついたと思います。
ハンドクリームと爪用美容液のセット割引キャンペーンを実施するにあたり、過去一番の割引価格にしようとしたのですが、カスタマーサービス部のメンバーに「昨年ご購入いただいたお客様は、どう思うかな?」と指摘されてハッとしました。
「私たちは売上ではなく、ファンを大切にする会社なのだ」と、改めて襟を正せた機会でもありました。
相手を否定しないことと、自分の時間より後輩の時間を大切にすることです。
私も新人の頃は何もわからなかったので、「なぜそう思ったのか?」を聞き出しつつ、「ランクアップの考え方はこうだよ」というアプローチでフィードバックしています。
その後輩が自分の意思で制作したクリエイティブに反響があると、本当にうれしいです。
新人の立場では、思うように仕事ができないということを気にする必要などありません。
まずは元気に会社に来て、理想の仕事ができる自分に少しずつ成長していけばいいと思っています。
また、後輩たちによく言っているのは「今のうちに失敗しておいたらいいよ」ということです。
「失敗するのが怖い」と萎縮しながら仕事をしてほしくありませんから。
4月から2つの冊子の編集長を任されたので、これまで以上にお客様に喜んでいただけるクリエイティブを制作できるようになりたいです。
また、自分自身にも、お客様に嘘をつかないというランクアップ流の仕事のやり方、考え方などを後輩たちに伝えていくマネジメント業務にも力を入れていきたいと思っています。
素直な方です。
仕事の知識やノウハウを学ぶ意欲を持ち、乾いたスポンジのようにグングン吸い込んでくれる方と一緒に働きたいと思います。
自分の意見や価値観は大切にしてほしいのですが、そこから抜け出せない方ではなく、他人の意見にも耳を傾けて、素直に吸収できる方がいいですね。
私自身もそうありたいと思っています。

「お客様へ本当に良いものをお届けしたい」「ランクアップの思いをお伝えしたい」という気持ちがあれば、この会社で働くことに絶対向いていると思います。
嘘のないクリエイティブを一緒に作っていきましょう!
2025年10月23日 公開
2026年1月13日 公開