株式会社プラセス
OA・自動車・エレクトロニクスなどの樹脂金型、 樹脂成形品及びプレス部品の組立販売
愛知県豊川市宿町権平24番地
国内外に拠点を展開し、金型製作や樹脂成形を手がけている株式会社プラセス。
現在は残業時間が平均23時間程度となっていますが、同社で長年働く森さんによれば、かつては21時、22時まで働くことも珍しくなかったといいます。
今回は、下長山工場の森工場長と入社10年の安達リーダーに、プラセスの働き方や仕事に対する考え方の変化などについて伺いました。
森:
下長山工場の工場長として、工場全体の管理を担当している森と申します。
管理だけでなく現場に立つこともあり、日々の方針に沿って改善活動を進める責任者です。
安達:
リーダーとして現場を見るほか、設備の管理や修繕、メーカー対応、工場長の補佐などを担当する安達と申します。
森さんの補佐は、リーダーになる前から3~4年ほど担当しています。
森:
5年前、私が海外赴任から戻ったばかりの頃は、まだお互いに距離がありました。
安達さんは見た目がクールなので、最初は「どこまで踏み込んで話していいのかな」と様子を見ていましたね。
一緒に仕事をするなかで信頼関係ができ、今では非常に頼りにしています。
安達:
最初は工場長という上の立場の方なので、「話しづらいな」と緊張する部分がありました。
しかし、一緒に仕事をしていく中で、こちらが無理難題を言っても結局はやり遂げてくれる姿を見て印象が変わり、今では非常に相談しやすい関係になりました。
森:
大きく変わった点が3つあると感じています。
1つ目は残業時間に対する意識です。
昔はとにかく目の前にある仕事をこなすため、21時や22時まで働く日が多く、トラブルが続けば深夜まで対応することもありました。
今は、いかに効率よくチームで協力して早く帰り、自分の時間を作ろうという方向に変わっています。
2つ目は、仕事に対する価値観や風潮の変化です。
当時は、長く働いている人が「会社のために頑張っている」と無条件に認められるような空気がありました。
しかし今は、「仕事が全てではない」という若い世代の考え方も浸透し、無理な働き方を良しとしない雰囲気に変わっています。
3つ目は、チームプレーの重視です。
昔は「俺は1人でこんなにやったんだぜ」と個人プレーをアピールする人もいましたが、今は違います。
突出して能力が高い1人が頑張るよりも、周囲とコミュニケーションを取りながら、チームワークで仕事を進められる人材の方が、組織にとって重要だと考えられています。
森:
現在の残業時間は、月平均23時間程度です。
人員を補強したことに加え、現場力向上活動を通じて、仕事の進め方を改善してきました。
たとえば、以前は「月曜〜金曜が通常勤務」というルールだったため、どうしても土曜日に稼働が必要な場合、誰かが「休日出勤(残業)」として出ることになり、その週は日曜日しか休めない社員が出ていました。
そこで現在は、本人の同意のもと「火曜〜土曜を通常勤務」とするシフトパターンを導入しました。
これにより、土曜日に稼働しつつも、該当社員は日・月で確実に週休2日を確保でき、会社全体としても残業時間を抑えることができています。
また、夜勤者が休んだ際、その穴埋めを一部の昼勤者の残業に頼ると負担が集中してしまいます。
そこで、出勤時間を遅らせてカバーにあてるなど、勤務時間を柔軟にずらすことで、特定の社員に残業が偏らないように調整しています。
こうした改善は、現場の社員から出た意見を反映したものです。
森:
まずは否定せずに聞くことです。
頭の中で「それは違うな」と思うことがあっても、遮らずに話を聞くようにしています。
相手の話を聞かなければ、自分の話も聞いてもらえないと考えているからです。
残業時間もさらに減らしていきたいのですが、人を増やせば単純に解決するという問題でもないので、現場の意見を聞きながら改善を積み重ねていくことが大切だと考えています。
安達:
一番大きいのは、自分の意見を言いやすくなったことです。
入社した頃は、「何でもやれ」「できて当たり前」といった昔ながらの雰囲気もありました。
今は、年上の社員や上司から若手へ声をかけて、話しやすい環境を作ろうとしていると感じます。
仕事の覚え方も、段階を踏んで学ぶかたちに変わりました。
安達:
一から十まで教えてもらえる環境は、以前より働きやすくなったと感じます。
ただし、製造の仕事は実際に体験してみなければわからないことも多くあります。
昔の「感覚で覚える」方法にも良い面があるため、手厚い教育と実践の両方が必要だと考えています。
私自身、最初から今の仕事をすべて任されていたわけではなく、経験を重ね、自分から手を挙げることで仕事の幅を広げてきました。
できることが増えるにつれて、次の仕事を任せてもらえる点は、プラセスで働く良さや面白さの一つだと感じています。
安達:
資格取得や外部研修の支援は、特にここ3~4年で手厚くなりました。
私が国家資格を取得した頃は外部研修も1~2回程度でしたが、今は必要に応じて複数回、受講できるようになっています。
安達:
私は、航空会社で受けた研修が特に印象に残っています。
航空機の整備では、工具や部品を一つ紛失しただけでも、発見するまでチームで探し切るという話を聞きました。
その徹底した姿勢を知り、5Sや整理整頓、品質に対する意識が以前よりも高まりました。
森:
外部研修が増えたからといって、それだけで若手の成長速度が劇的に変わるわけではありませんが、社外の人や異業種の考え方に触れることは良い刺激になります。
そうした学びの機会も、将来に向けた人材への投資だと考えています。
安達:
自分から仕事に関わり、できることを増やしていきたい方であれば、プラセスはさまざまな経験を積める場所だと思います。
資格取得や外部研修などの機会も増えているので、そうした機会を自分の成長につなげてほしいですね。
森:
プラセスは、国内だけでなく海外にも拠点があります。
「海外へ行ってみたい」という人がいれば、ぜひ「行っておいで」と送り出したいです。
管理者として、若い人たちが積極的に意見を出し、自分から新しいことに挑戦できる会社にしていきたいと考えています。
今回お二人のお話から見えたのは、プラセスが変えてきたのは残業時間だけではなく、「どのように働く人を評価し、育てるか」という仕事の価値観そのものだということです。
かつては長く働く個人の頑張りに頼る部分もありましたが、現在は現場の声を取り入れ、チームで成果を出す働き方へと変化しています。
一方で、安達さんが「昔ながらの、やって覚える方法にも良さがある」と話すように、過去をすべて否定するのではなく、良い部分を残しながら時代に合った環境へ変えている点も印象的でした。
kaiのコンテンツには、ほかにもプラセスの社内制度や職場環境に関する口コミと回答が掲載されています。
時代とともに働き方をアップデートしているグローバルな製造業に興味のある方は、ぜひ一度、プラセスの口コミやインタビューもチェックしてみてください。
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