
介護職の負担軽減のための取り組み
業務効率化について2023年8月9日 公開

医療や介護の仕事に興味がありますが、一方で残業や夜勤が多いイメージがあるので、果たして自分に務まるのかが不安です。御社で実施されている「介護職の負担を軽減するための取り組み」はございますか?
ニチイホールディングス人事部です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
「介護職の負担を軽減するための取り組み」として、現在『眠りSCAN』の導入を進めております。
▼『眠りSCAN』とは?
『眠りSCAN』は、ベッド上の入居者の状態をリアルタイムでモニタリングする見守り支援システムです。
ベッドのマットレスの下に敷くだけで、体動などの微弱な振動を捉えて、睡眠・覚醒・呼吸数・起き上がり・離床などの情報をシステムが検知します。
これらの情報は、スタッフルームのパソコンのモニターや携帯端末にリアルタイムで表示されるため(上記図)、介護スタッフは入居者それぞれの状態を把握することができます。起き上がりや離床の動きがあれば、すぐに確認して対応することができます。
この『眠りSCAN』を導入したことにより、介護スタッフからは、「肉体的・精神的な負担が軽減され、より適切なケアができるようにもなった」などという声があがっております。
弊社の介護スタッフは、夜間は2時間ごとに巡視を行い、睡眠中の各入居者の呼吸の状態を確認しております。経験のあるスタッフであれば、寝ている方の口元に耳を近づけて息づかいを確認するだけで呼吸状態を把握できます。
しかし、中には呼吸の浅い方もいらっしゃるので経験の浅いスタッフですと確認が難しい場合もあります。そのようなケースでも『眠りSCAN』によって正しい呼吸状態を把握できるので、見守るスタッフの精神的負担がずいぶん軽減されたと評判です。
経験の浅い若いスタッフも、『眠りSCAN』のサポートがあるおかげで、1人夜勤となっても安心感があるようです。
現在は弊グループの一部の介護施設のみの導入に留まっておりますが、将来的には弊グループの全介護施設での導入を目指しております。
『眠りSCAN』に関しましては、以下HPサイトに詳細を記載しております。ご興味のある方は以下サイトをご参照くださいませ。
▼『眠りSCAN』について
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