業務の管理体制について
仕事内容について2024年3月22日 公開
仕事の内容に関して指示は皆無であった、との書き込みを見ました。実際はどうなのでしょうか。
ご質問ありがとうございます。
仕事の指示が十分に受けられないのではないかとの不安を覚えたかと思います。
ご質問の中で挙げられていた書き込みについて回答いたします。
社内にて調査いたしましたところ、数年前のある現場での事例である可能性が高いと考えられます。
しかし、現在は体制も変わっておりそのようなことはないと認識しております。
以下、現在の業務管理体制に関する弊社の取り組みをご説明いたします。
1)入社後のフォロー体制について
入社後は当面の間、原則として役職付きの先輩社員に同行し様々な現場で補助業務を行っていただきます。弊社は異業種から全くの未経験でご入社される方も多いですので、材料の名称等、ごく基本的なことから指導し、業務の指示もいたします。
また、建設業には資格が大変多く、資格を保有していないと行えない作業や取り扱うことができない機械等があります。経験年数や担当する現場に応じて取るべき資格等についてフォローいたしますので知識・経験を身に着けて徐々にステップアップしていただけます。
2)指揮命令、報連相について
月に1回程度部署ごとに会議を行い、会社方針の伝達や部内の状況報告等を行います。
各部署への伝達は毎朝の朝礼、終業時刻に行う終礼を通じて行っております。
実際の現場では、元請会社による朝礼が毎朝行われ、その日の作業内容や安全方針の確認などが行われます。
現場で作業する社員は基本的に社外に出かけることや直行直帰が多くなります。
従って、先輩や上司と直接会って連絡を取り合う機会も少なくなる傾向にございますので、対策として現場作業を担当する社員には1台ずつスマートフォンを貸与しております。
また、「LINE WORKS」を主な連絡手段として現場の報告や確認・質問などを行っています。
3)新たな取り組み
現在準備している新たな取り組みを2点ご紹介いたします。
まず1点目は課長級社員が主導して作成中の「人材育成プログラム」です。
入社後5年間で身に着けるべき業務内容やスキルを例示し、入社半年後、1年後など各段階での目標到達点を示す指針となるものです。
指導する側にとってもされる側にとっても目標や課題を持った人材育成ができるようこのプログラムを活用していきたいと考えております。
もう1点は「人材育成計画書」と「進捗状況報告書」です。
「人材育成プログラム」はあくまでも一般的な指標となるものですが、さらに個別に育成計画を定め部門長との定期的な面談により成長度合いや新たな目標を定める取り組みになればと考えております。
業界全体の人手不足や働き方改革による労働時間の規制などにも対応しつつ十分なフォロー体制を敷いていくことは大変難しいことではございますが、手を緩めることなく今後もあらゆる対策をとってまいりたいと考えております。