新規事業について③『ふふ 奈良』
施設について2020年11月17日 公開
2020年6月5日(金)にオープンした『ふふ 奈良』の魅力や評判などについて教えてください。
- 取締役 人事統括本部長 大山 邦子
『ふふ 奈良』は、世界遺産が溢れる街・奈良の「奈良公園」内にオープンしました。
「灯籠の灯り、歴史の香り、庭屋一如の奈良リゾート」をコンセプトにしており、奈良県の長い歴史の中で育まれた建築、伝統、食材、職人の手仕事、アート作品など知るほどに面白く学ぶほどに奥深い空間となっています。
https://www.kpg.gr.jp/news/cate-8b1zb/det-aj1zb.html
オープン前は不安もあった
正直に申し上げると、『ふふ 奈良』に関しては、オープン前は「大丈夫なのだろうか?」と少し心配していました。
というのも、京都がやっぱりすごく人気ですから。奈良という立地は、京都ほどの人気があるとは思えないので、京都と奈良を比較してしまうと、「奈良って大丈夫かな?」と心配していました。
オープン当初から大人気施設に
しかし、いざオープンしてみると、その懸念は払拭されました。爆発的に選ばれる施設になっているなぁと感じています。ランチは12月まで予約でいっぱいなんですよ(インタビュー時期は11月中旬)。
お値段は少し高いですけど、施設の雰囲気とお料理はピカイチです。奈良公園の前で鹿が横を歩く前でお食事できるという立地は魅力です。国立公園の中にあるという奈良時代を思わせる作り方をとても魅力的に感じています。
薬膳料理が人気
また、『ふふ 奈良』は薬膳にこだわったお料理も魅力です。お湯には、お薬の入っている「薬湯」というものを使っていたり、食材にも薬膳をふんだんに使っています。
奈良県は漢方にゆかりが深く、推古天皇の時代(611 年)に薬草が伝わり、聖徳太子の時代にはすでに薬草摘みが行われていたことが「日本書紀」に記されています。奈良は、現在でも大和当帰をはじめ、生薬といわれる芍薬、ウイキョウなど多数の生産があり、近年再び注目されるようになりました。
『ふふ 奈良』では、皆さんが「うん?」と不思議に思われるようなところにも薬膳を活かしています。例えば、お肉にも薬膳を含ませていたりします。しかしそれでいて、味に苦味はなく、とっても美味しいんです!
美味しく薬膳のお食事を堪能できるような工夫をさせて頂いていますから、全然嫌な感じがないんですね。薬膳を上手に使っていて、「あぁ!美味しい!」って思われるようなお料理に仕上がっています。
お料理の一部に「奈良漬け」が入っているんですけど、例えばフォアグラと奈良漬けが一緒になっていたりします。こんなふうに奈良漬け食べたらめちゃくちゃ美味しいんだなあと驚かされました。
風情のある立地
他にも、例えば雨が降っていても、「竹林の音と雨の音」に風情があって、全然「雨が嫌だ」という感じがしないんですよね。
『ふふ』は、30代~50代ぐらいの方をメインターゲットにしているので、お値段は少し高めではあります。ですが、有り難いことに、今ですと『GoToキャンペーン』を利用されて、お若い層のお客様も来てくださる機会が増えています。
風情があってゆったりできる、リフレッシュに最適の施設です。『ふふ 奈良』は本当におすすめです。ぜひご検討くださいませ。