業務の分担(職務分掌)が曖昧?
業務について2024年2月5日 公開
「業務の割り振りが曖昧になっている」と聞いたのですが、改善はしていますか?
- 人事財務部門 部長 大野真一
前職で中小企業の職業能力基準、人事評価制度を1から構築した実績があり、当社にも独自の職業能力基準、人事評価制度の構築に従事。
今期より新評価制度を順次スタート予定。
ご質問いただきありがとうございます。
それぞれの業務内容や責任の範囲を明確化するため、管理体制の改善を順次進めております。
例えば、各社員のレベルにあわせて業務を振り分ける方法や考え方を管理者にレクチャーし、業務配分における判断基準の認識を統一化しております。
なおレクチャーは1対1で行い、考え方や判断にズレや誤りがある場合などは適宜フィードバックをしております。
この取り組みを進めることで、可能な限り管理者によって「業務範囲が曖昧になる」「業務配分の判断基準が大きく異なる」という状況が発生しないよう努めております。
また、業務の属人化、個人への負担の偏りを防ぐために、各業務担当者の増員・適正配置にも努めております。
業務を特定の社員に固定してしまうことで、業務が属人的になり、業務負担の分散が難しくなっていることはありました。
上記を防ぐため、業務担当者の増員を目指し、各部署各社員へ業務を再配分しております。
なお、初めて取り組む業務については、先輩社員が1対1でレクチャーを行うため、新たに割り振られた業務でも安心して取り組める環境だと考えております。
今後も業務上の役割分担の適正化を図り、組織の内部統制を強化してまいります。