
経営方針決定プロセスについて
経営方針2025年11月12日 公開

経営方針の決定や変更について、どのような体制で行われていますか?社員の意見を取り入れる仕組みや上層部とのコミュニケーションについても教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社の意思決定は、過去の事業拡大期においては、スピードを重視したトップダウン型が中心でした。
しかし、現社長の就任以降は、現場の声を踏まえたボトムアップ型の運営を進めています。
現在の経営方針は各部門での方針策定を起点に、執行役員会や経営企画部門で議論し、常勤役員会および取締役会で最終承認を得るというプロセスを経て決定しています。
個人の判断に依存せず、複数の視点から検討を重ねることで、組織全体として納得度の高い意思決定を目指しています。
一方で、過去には経営方針の変更や経営情報の共有が十分に行き届かないという課題がありました。
その改善に向けて、現在は社内ポータルサイトやデジタルサイネージを全国の拠点に導入し、経営ビジョンや施策内容を記事として発信する仕組みを整えています。
また、現場社員からの意見を経営層が直接吸い上げる体制も強化しており、営業計画を社員の提案をもとに見直した事例もあります。
社長や経営層が各現場を訪問し、社員の声を直接聞く機会を設けているほか、今後は各拠点での座談会を定期的に開催する予定です。
こうした取り組みを通じて、迅速な意思決定と現場意見の反映を両立し、より風通しの良い組織づくりを推進してまいります。
