
定着率向上への取り組みについて
離職率2025年8月28日 公開

「若い人が定着しない」という口コミを見ました。社員の定着率向上への取り組みがあれば教えてください。
ご質問をいただきまして、ありがとうございます。
確かに若手社員が離職につながってしまうケースがあり、弊社も改善に努めているところです。
若手社員の主な離職理由は「入社後のギャップ」が挙げられます。
このギャップについて、部門ごとの実態を把握し、改善策を検討しているところです。
その取り組みの一部をご紹介します。
■生産部門
生産設備の導入は順調に進んでいますが、人の手を使う業務も多く残されています。
入社前に、業務内容を理解するための動画や工場見学を行いますが、実際に従事すると「思っていたものとは違った」などというギャップを感じる社員がいるようです。
このため、業務内容をより詳細に説明する工夫を進めています。
また、きのこの生産を軸とした「農業」や「モノづくり」の楽しさ・魅力も積極的に伝える取り組みを強化しています。
■営業部門
入社時はルート営業を希望する社員が多い反面、実際の業務では新規開拓営業も含まれるため、ミスマッチを感じるケースが見られます。
現在、営業部門では『成長ガイドブック』を活用しています。
このガイドブックは、成長プロセスに必要な知識や考え方、スキル、マインドが段階ごとに分かりやすくまとめられています。
社員が成長の道筋を明確に把握し、その過程を実感できる仕組みを整えることで、離職防止につなげています。
■研究部門
研究部門では、業務内容が複数に分かれています。
そのため、社員一人ひとりの適性を慎重に見極めながら配属を行っています。
1年目は特定の部署に固定せず、さまざまな業務を経験していただくことで適性を把握し、配属先を決定しています。
このように離職防止に向けて、部署ごとにさまざまな取り組みを行っております。
もちろんこれで万全とは考えておらず、これからも社員の定着率向上のために制度や仕組みを整えてまいります。