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CLINKS株式会社

ITアウトソーシング事業 システム開発事業 教育訓練事業

〒104-0032 東京都中央区八丁堀1-10-7 TMG八丁堀ビル10F

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2024年1月15日 公開CLINKSの社員にインタビュー!エンジニアを大切にし、徹底した顧客指向を貫くITアウトソーシング企業

CLINKS株式会社はクライアント企業の経営課題に応えるため、あらゆる分野のITアウトソーシングサービスを提供しています。

この記事では、CLINKSの会社概要や組織、サービスの特徴や強みはもちろん、河原浩介社長のパーソナリティーなどについて、社員の方にインタビューしてみました。

クライアント企業からどんな評判が寄せられているかもお聞きしましたので、CLINKSを知らなかった方もぜひ最後までお読みください。

 

<会社概要>

社名:CLINKS株式会社
代表者:代表取締役社長 河原浩介
設立:2002年12月
資本金:1000万円
事業内容:ITアウトソーシング事業、システム開発事業、教育訓練事業
従業員数:1007名 / 連結:1238名(2023年12月1日時点)

 

CLINKSは設立から20年余りの若い企業ですが、かなりの従業員数を誇ることが分かります。

これは「徹底した顧客指向」のサービスインテグレーションを提供する企業姿勢に賛同して入社するエンジニアが多いことを物語っていますが、そのような高い評価をなぜ得ることができているのでしょうか。早速、その秘密を探っていきましょう。

 

-まずは、貴社の事業内容について概要を教えてください。

お客様のITに関するさまざまな経営課題にお応えするための各種ITアウトソーシングサービスを提供しています。事業内容はWebシステム開発、アプリ開発、インフラ構築、保守運用、Webコンテンツ運用、ITエンジニア派遣、在宅派遣、IT資格取得支援サービス、DX推進、AI技術開発と多岐に渡ります。

豊富な実績の専門チームがお客様のお悩みにお応えしており、企画からリリース後の保守・運用までワンストップにて提供可能です。具体的にはtoC向けのWebサービス開発やWebシステム・スマートフォンアプリ開発、toB向け業務支援サービスのシステム開発、さらには自社内向け業務支援システム開発もお受けしています。

 

-特に力を入れているサービスがあれば、ぜひ詳細を教えていただきたいのですが。

6年間に及ぶ自社のテレワークの現場から寄せられた意見を詰め込んで開発したテレワークサポートツール「ZaiTark(ザイターク)」は、テレワークにおける社員のコミュニケーションロスや労務管理の課題を解消・解決します。

また、クラウド勤怠管理システム「キンクラ」は「自社と常駐先で勤務時間が違う」「シフトがバラバラでシステムを導入できない」「テレワークに従事している社員の勤怠状況の把握が難しい」など、勤怠管理に工数のかかる客先常駐型の業務課題に対応。効率化へと導くサービスです。

 

-各種サービスについては、どんな評判、口コミが聞かれますか。

「ZaiTark」に対しては「リモートで働いていてもチームのメンバーとすぐに繋がれるので、コミュニケーションで不自由しなくなった。出社時と同じ感覚で仕事(コミュニケーション)ができている」といった評判、口コミが多く聞かれます。また、「キンクラ」についても「出退勤や各種申請をすべて一元管理できるので、承認も非常に楽になった」など、工数削減を歓迎する意見がとても多いですね。

その他にも、店舗設置型アプリを導入してくださったお客様からは「繁忙期に店頭の受付に多くの人が並んでいる光景を見て帰ってしまう機会損失が発生していたが、iPad上の予約システムを作ったことで予約を受けられるようになった。通常業務にスタッフを回せるようになり、人件費削減と機会喪失防止を実現した」との声が寄せられています。

 

-貴社の企業文化や組織体制には、どのような特徴がありますか。

変化に対応できる人材を重んじており、入社年次に関係なく活躍するチャンスが豊富にあることが最大の特徴です。2023年度下期から3事業本部制の19事業部体制となり、自ら考えて行動できる人をどんどん抜擢しています。コロナ禍の前は社員同士がスポーツ交流などを楽しむ「公認コミュニティ」活動も盛んで、他事業部との触れ合いを大事にしている会社ですね。

また、総務省の「テレワーク先駆者百選」や経済産業省の「健康経営優良法人2022」大規模法人部門などに認定され、内閣府が進める「地方創生テレワーク推進運動」に参加する「Action宣言」も行いました。社員にとって優良な企業であり続けるため、経営陣が率先して労働環境の改善に努めています。

 

-福利厚生制度など、貴社独自の取り組みはありますか。

業務で活躍、貢献した社員などに会社や上司がポイントを付与する「スマートセービングポイント制度」を導入しています。一定期間保有したポイントは会社の業績に応じた変動レートに沿って換金することができます。

この他にも、社員紹介や現場増員、新規顧客開拓の実績に報いるインセンティブ制度を用意。最も模範的な行動を取った管理職未満の社員を毎月表彰する「MVI(Most Valuable Iine)制度」も整えています。

 

-採用時に重視されている人物像があれば教えてください。

エンジニアは1人で取り組む作業もありますが、チーム内で協力し合うことも非常に多い職種です。そのため、メンバーと円滑なコミュニケーションを取り、力を合わせてプロジェクトの成功に貢献できる方が望ましいと言えます。

もう1つは、新たなプロジェクト環境や技術の変化に柔軟に対応し、自分がやるべき仕事に適応できる方ですね。もちろん、エンジニアは新しい技術やツールを迅速に使いこなさなければならないため、継続的な学習意欲も求められます。

 

-貴社で仕事をした場合、どのような働きがいを感じ、成長することができますか。

ITは常に進化している分野です。新しい技術やツールが続々と登場していますが、弊社ではチームの全員が力を合わせてプロジェクトごとに異なる課題に取り組むことで、経験と自信を獲得しながら成長できます。

また、弊社はリモートワークを推奨している企業なので、一般的な企業と比べて働きやすい環境です。企業文化や組織体制の特徴、福利厚生などの取り組みと合わせた良好な職場環境が、全国平均を下回る離職率の低さにも繋がっていると考えています。

さらに、売り上げも右肩上がりが続いています。2022年度は過去最多の53億円に達しました。IT業界の平均を上回る高い成長率を維持しており、社員の昇給率もIT業界の平均を上回るペースとなっています。会社としても、社員への給与還元に一層努めていく方針です。

 

-自社の強みと弱みについては、どのように認識されてらっしゃいますか。

弊社のストロングポイントは充実した採用にあると言えます。年間1万名を超える応募の中から、250名を未経験エンジニアとして採用しています。また、CLINKSは通常のWeb システム、アプリだけでなく、ソーシャルゲームも多数開発してきた実績があります。豊富な開発実績で培ったノウハウを活かし、継続してサービスを利用していただく仕組みのご提案やユーザーフレンドリーなシステムが開発できることも強みですね。

一方、弱みとしては業務の進捗を管理できるプロジェクトマネージャー(PM)や、コンサルティング業務を担える人材の不足が挙げられます。サービスを普及させる広告・マーケティング戦略の人材も十分とは言えないため、早急に対処していく方針です。

 

-社員の皆さんにとって、創業者の河原浩介社長はどんな方ですか。

自動車メーカーの社員からIT業界に転身して起業した異色の経歴の持ち主とあって、新しいアイデアを取り入れることにかなり前向きです。常に革新的な発想を持ち、未来を見据えた的確なビジョンを示してくれます。

また、社員に全幅の信頼を寄せて自由な発想と能力を存分に引き出し、「最小限の意見で覚悟を持たせる」ことに注力しています。柔軟かつオープンなリーダーシップを発揮し、少々難しいと思われる目標の達成に向けて自ら懸命な旗振り役となることを厭わない人物です。

 

-ありがとうございます。最後に、貴社の将来展望を教えてください。

ITによって通勤のない社会を実現させたいですね。全国各地で在宅専門社員を雇用し、待遇面の地域格差を改善していきたいと考えています。また、働き方においては1日4~5時間労働の社員を創出し、副業やダブルワークを定着させていくつもりです。

 

編集部のコメント

独立行政法人中小企業基盤整備機構が中小企業1000社の経営者や経営幹部を対象に実施した「中小企業のDX推進に関する調査(2023年)」の結果によると、DXに取り組むに当たっての課題のトップは「DX推進に関わる人材が足りない」(28.1%)でした。

これに続いたのは「ITに関わる人材が足りない」(27.2%)です。つまり資金ではなく、社内の人材不足を理由に思うようなDX化を進められない企業は決して少なくないことが分かります。

こうした中、良質なエンジニアがクライアント企業に常駐して優れたサービスを提供するCLINKSが順調に業績を伸ばしているのは、至極当然と言えます。CLINKSが国内企業のDX化推進をどう加速させていくのか、今後の事業展開に注目していきましょう。

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