クラウドサービスへの移行について
サービスについて2023年4月14日 公開
クラウドサービスへの移行は順調に進んでいるのでしょうか。
当社は、パッケージシステムからクラウドサービスへの移行を進めています。進捗についてご説明いたします。
当社では、クラウドサービスへである『.cシリーズ』への移行状況を測るための主要KPIとして「クラウド化率」を設定しており、2028年末までに100%にすることを目標としています。実績として、2022年末時点でのクラウド化率は6.5%でした。
2024年末までに40%に到達していれば、2028年末までにクラウド化を完了できる可能性が高まると考えているため、一見進捗が遅れているように見えますが、実態は概ね計画どおりですので、ご安心ください。
緩やかに推移している理由は2点あります。
1点目は、2022年の切替対象ユーザーが少ないためです。
従来の『.NSシリーズ』は6年リース契約が主流ですが、6年前である2016年は契約件数の少ない年だったため、対象となるユーザーが少ないこと要因としてあげられます。
2点目、『.NSシリーズ』の月額契約に切り替えるユーザーがいるためです。ユーザーが以下のケースに該当する場合は、『.NSシリーズ』の月額契約を期間限定で提供しており、2022年の切替対象ユーザーのうち、半数以上が該当いたしました。
(1)契約満了時期が異なる複数のリース契約をお持ちのユーザー
全契約が満了となるまで、期間限定で『.NSシリーズ』を月額で提供しています。
(2)特定の機能をご希望のユーザー
需要の高い機能から順番にクラウドサービスに搭載しているため、お客様の必要とする機能が揃っていない場合は、それまでの間、『.NSシリーズ』を月額で提供しています。
これらの要因は当初から想定しておりましたので、2022年末時点では、計画に遅れることなく目標値を達成しています。
今後も2028年末のクラウド移行の完了を目指し、『.cシリーズ』への切り替えを進めていくとともに、進捗についても随時開示してまいります。
なお、2022年12月期のクラウド化率の詳細は下記の資料(p.26-28)にてご確認いただけます。ご興味のある方は、こちらもご覧くださいませ。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3673/ir_material_for_fiscal_ym/131043/00.pdf