
体力的な負担について
職場環境2025年10月28日 公開

警備の仕事は、立ち仕事や巡回などで体力的に大変なイメージがあります。日々の業務では、どのような配慮がされているのでしょうか。
ご質問いただき、ありがとうございます。
警備業務には、ご認識の通り、一定の体力を要する側面があります。
だからこそ、社員が安心して働き続けられるよう、いくつかの取り組みを行っています。
まず、日々の業務は「時程表」という時間割に基づいて公平に分担し、特定の社員に負担が偏らないようにしています。
特に、施設の出入り口などで警戒にあたる「立哨(りっしょう)」(※1)は、 背筋の伸びた立ち姿そのものが犯罪の抑止につながる重要な業務です。
この防犯効果を維持しつつ社員の負担を軽減するため、常時立ち続ける必要がないと判断される場合には、「座哨(ざしょう)」(※2)も取り入れるなど、柔軟に対応しています。
また、「従業員の健康づくりが企業活動の要である」という健康経営宣言のもと、社員の健康管理も推進しています。
法令に定められた毎年の定期健康診断(夜勤者は年2回)の実施は当然のこととして、社員それぞれの状況に合わせた対応を徹底しています。
こうした業務の実態については、採用選考の段階から正確にご説明するよう努めています。
入社後のミスマッチを防ぐことが、長く安心して働ける環境の第一歩だと考えるからです。
今後も、社員一人ひとりが健康で、万全の状態で業務に臨める環境づくりに努めてまいります。
※1「立哨(りっしょう)」:立った姿勢で周囲を監視(不審者や異常の早期発見等)する。
※2「座哨(ざしょう)」:座った状態で周辺を監視(受付業務、モニター監視等)する。
