昇格及び降格について
評価について2024年7月26日 公開
警備職について、社内の昇格は、どれくらいの頻度かつどのような方法で決められているのでしょうか?書き込みに「いきなり役職をおろされる」とあり、それが本当なのであれば心配です。
ご質問いただき、ありがとうございます。
まず、警備職における人事考課の流れをご説明します。
(例として東京に勤務する一般社員のケースを記載)
■例:東京に勤務する一般社員の場合
一次評価:現場責任者
↓
二次評価:東京エリア責任者
↓
最終評価:関東エリア責任者
このように現場を知らない人事ではなく、現場に近い上長2名+最終評価者が評価を行います。
また、必要に応じて昇格を検討しており、積極的に活躍の機会を与えるようにしております。
隊長への昇格においては、社長もしくは管理本部長が面接をして判断しております。
参考までに、評価基準の一例も記載します。
■警備職の場合
・警備実務がどれだけできているか
・自身の能力を高める努力をしているか、結果が伴っているか
(例:資格取得)
※なお、個人の能力に応じて評価する「絶対評価」ではなく、組織内でどのような順位にあるかという相対的なポジションを基に、個人の能力を評価する「相対評価」を採用しております。
次に、「いきなり役職をおろされる」という書き込みについてですが、降職はあり得ますが、降格はありません。
「職」は文字通り役職のことで副隊長、隊長のように職務にマネジメント要素が追加されたもの、一方「格」は等級のようなもので、職務の習熟度や社歴によって判断されるものです。
つまりマネージャー職からはずれることはあってもそれは降職であり、降格ではありません。
降職したとしても給与は引かれませんので、ご安心くださいませ(ただし、役職手当はつかなくなります)。
現在は全従業員が人事評価を見られるシステムを導入し、自己認識と評価のギャップがどこにあるかなどがわかるようになりました。
納得できない場合は上長に申告可能ですので、会社が一方的に降職させることはありません。
これまで良くも悪くも昇格、降格基準の周知ができていなかったため、今後は周知するとともに制度整備などに努めてまいります。