残業の実態について
勤務時間・残業2023年2月1日 公開
「残業時間が多く、有給休暇も取りにくい」との口コミを見ましたが、実態はどうなのでしょうか。
ご質問をいただきありがとうございます。
残業時間は部門や時期によって変わりますが、直近の設計部門を含めた全社の月平均残業時間は全社で約9.45時間(2024年8月期末実績)です。
個々の社員には正確な勤怠実績を登録するように指導し、週1回は管理者が確認しています。
さらに、月の半分で残業が20時間を超えた場合は、アラートを出して注意を促しております。
過去は残業に対する社内の意識が希薄だったかもしれません。
しかし、現在は計画的に人員を増強を図り、月1回以上は残業時間が適正かどうか部門長にフィードバックするなど労働時間の管理体制も格段に強化しています。
また、最新の有給休暇取得日数は平均12.3日、取得率についても77.8%という実績でした(2024年8月期末実績)。
一つの基準として、厚生労働省が2023年に公開している「就労条件総合調査」に基づく労働者全体の有給休暇取得日数(平均10.9日)、および取得率(平均62.1%)については上回っています。
有給休暇の取得申請は基本的に認める社内文化が定着しており、有給休暇が取得しづらい環境ではないかと存じます。
その他にも、社内カレンダーでも毎年7、8月の有給休暇取得を奨励する等の取り組みもございます。
ワークライフバランスは非常に重要な要素だと考えており、有給休暇はその一つの要素と言えるかと思いますし、社員の権利でもあります。
口コミを記載された方のように感じる社員を出さぬよう、実際の取得率の把握はもちろんのこと、現場の意見を可能な限り吸い上げ、今後とも取得していただきやすい環境づくりに努めてまいります。