
従業員の能力について
研修・教育・フォロー体制2025年5月9日 公開

社員の能力が低いという口コミを見かけました。ロボットシステムの設計には強いという情報もありますが、実際のところどうなのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
当社では、ロボットシステムと配電制御システムの開発が大きな事業の柱としています。
とりわけ、既製品の組み合わせではなく、一点ごとに仕様が異なるオーダーメイド型のロボットシステムを数多く手掛けてきました。
こうした分野において、日本国内で最も早く登録されたロボットメーカーの一社として、これまで圧倒的な数の導入実績を積み重ねてきました。
その実績の背景には、ロボット技術に精通した技術者の存在があり、難易度の高い設計でも柔軟に対応できる技術力があります。
一方で、社歴の浅い技術者については、当然ながら経験や知識に課題が残る場面もあるのが事実です。
これはどの企業にも共通する発展途上の側面であり、決して全体として能力が低いと評価されるものではありません
個別に設計・開発されるシステムに対して、過去の知見に加え技術者個々の知識や技量によるところが大きいのも実情です。
現在では、若手技術者の早期戦力化に向けて、体系的な研修制度の整備だけではなく、AI技術を活用した設計技術の確立にも取り組んでおります。
経験が浅い時期でも現場での実務と研修が連動することで、知識と実践の両面からスキルアップが可能な環境を整えています。
ロボット技術のリーディングカンパニーとして、今後も高い専門性を持つエンジニアの育成と、多様なニーズに応える開発体制の強化を続けていきます。