離職率について
離職率について2024年5月16日 公開
「社員の入れ替わりが激しい」という投稿を見たのですが、実際はいかがですか。定着率を高めるための取り組みもあれば教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
直近3年間の離職率は2021年度6.3%、2022年度8.3%、2023年度6.6%で、厚生労働省の令和4年雇用動向調査結果の概況(※)で示された平均15.0%を下回っています。
社員は会社にとってかけがえのない財産と考えており、より長く勤続してほしいという思いから、離職防止に向けて社内コミュニケーション活性化やメンタルフォローに努めています。
例えば、社員同士の交流を改めて促すために、コロナ禍以前に盛んだったサッカーやソフトボール、ランニング、サイクリングなどの「サークル(同好会)活動※費用は会社負担」を再開しようと考えています。
他にも、外部のコンサルタントを講師に迎え、全社員に対して社内でのコミュニケーションの取り方を毎月レクチャーしています。
2023年5月からは一緒に働きたい人はどんな人かを考え、自身や他者の行動を毎月振り返る「心得活動」を実施しています。
素直、前向き、責任感などの様々な項目について、自分がどれだけできたか、周囲はどんな状況で、どう変わったかを数値化します。
数値化したデータをもとに、自身の行動を振り返り改善を進めることで、社員全員でより働きやすい環境を作れると考えています。
さらに、各部署から1名ずつメンバーを選抜しメンタルケアを目的とした委員会を開催しております。
産業医と連携しながら、様々な社員との対話を実施し、従業員が安心して心身ともに健康的に働けるようフォローを進めています。
また、中途社員の方向けに、入社後1・3・6ヶ月と定期的に各職場の上司と面談の機会を設けています。
入社後ギャップを感じた点はないか、業務を遂行するにあたり困っていることはないかなどをヒアリングし、社員の不安を軽減し、安心してより働きやすい環境づくりに努めています。
今後も互いに気持ち良く働ける環境づくりを進め、定着率のさらなる向上を図ってまいります。
※令和4年雇用動向調査結果の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/23-2/dl/gaikyou.pdf