
ハラスメント対策について
ハラスメント2025年12月15日 公開

販売業の仕事は、カスタマーハラスメントが心配です。会社として、社員を守るための体制や対策は整っていますか?
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、お客様からの貴重なご意見や正当なご指摘と、カスタマーハラスメントを明確に区別しております。
お客様からの貴重なご意見は真摯に受け止めますが、社員の尊厳を傷つけたり安全を脅かしたりするハラスメント行為は、断じて許容しない方針です。
弊社は、顧客満足を追求すると同時に、社員の安全と尊厳を守ることも企業の重要な責任であると考えており、ハラスメント行為に対しては組織として毅然とした対応をする方針です。
具体的には、会社としての統一ルールやマニュアル、上長へのエスカレーション体制を整備することで、社員個人が抱え込むことがないようにしております。
万が一、お客様から暴言や威嚇、過度な要求などを受けた場合は、上長や関連部署が組織的に対応し、社員が一人で対応することはございません。
また、2023年12月1日より、外部の専門機関による相談窓口を設置いたしました。
業務中に不快な思いをした際や、不安を感じた場合は、ためらわずにこの窓口(匿名での相談も可能です)や上長へ報告・相談するよう、全社的に啓蒙を行っております。
未然防止の観点では、運営する全小売店においてレジ上に防犯カメラの設置を完了しており、営業拠点についても来期中の設置完了を計画し準備を進めています。
これにより、悪質な行為への抑止効果を高めるとともに、万が一トラブルが発生した際にも客観的な事実に基づいた公正な対応が可能です。
加えて、設置したカメラは万が一の事態における再発防止や、教育資料としての活用も見込んでおります。
実際の対応事例を振り返ることで、より良い接客方法への改善やハラスメントの早期察知につなげ、組織としての対応力を高めていく考えです。
こうした物理的な対策も含め、社員の皆様を不当な言いがかりや要求から守る体制を強化しています。
悪質なケースについては、業務妨害や脅迫行為として法的手段も検討するなど、社員が安心して働ける環境を守るために必要な措置を講じてまいります。
