SDGsについて
社会貢献・CSR2024年9月19日 公開
建築業は環境負荷が大きい産業のひとつかと思いますが、SDGsの推進のために貴社が取り組んでいることはありますか。
ご質問いただきありがとうございます。
多種多様な空調設備を取り揃えている弊社は、六本木ヒルズや赤坂サカスなど、日本を代表する建造物の空調設備に携わっています。
その際、環境負荷がより低い設備をお客様にご提案することで、地球環境の保全に取り組んでいます。
例えば、古い型式の空調機器を最新型に更新した建物では、年間の電力使用量を40~60%削減した事例があります。
また、インバーター(周波数変換器)の導入による運転制御を行い、年10~30%の電力使用量削減を達成した現場にも携わりました。
さらに、発電機で電力を生成する際に発生する熱を再利用し、温水を作り出すシステムを構築いたしました。
その他にも環境保全と作業効率を勘案し、工事完了時に「排水しない配管内部洗浄システム」を採用したり、最新技術を駆使したセンサーや自動制御システムの導入による省エネ化も推進しています。
加えて、以前は機器撤去時に回収したフロンガスを廃棄していましたが、2024年中に100%の再生を目指した取り組みを進めています。
空調業界における仕事の意義の一つは、省資源や環境負荷の低減を図る設備をご提案し、SDGsの達成に貢献できることです。
この100年で、地球の気温は1℃上昇しました。
このことを受けて、弊社でも地球環境を保護するべく、CO2の排出量削減に向けた取り組みを進めています。
それは、弊社のみならずあらゆる企業にもいえることであり、弊社のお客様であるビルオーナー様も同様にCO2排出量や電力消費量の削減に苦心しています。
一社でも多く、そのような企業様の課題を解決し、地球環境の保全に貢献できればと考えています。
これからも「地球にやさしい企業」として何ができるかを考え、人と環境が調和した社会の実現に尽くしてまいります。