宅建の資格取得に向けた取り組みについて
スキルアップについて2024年7月30日 公開
「営業社員に宅建資格を取得しているものがほとんどいない」という口コミを見ました。本当でしょうか。宅建取得に向けて会社でサポートしていることがあれば教えてほしいです。
貴重なご質問をいただきありがとうございます。
営業社員の資格取得率は以前に比べて向上しており、宅建資格を所持する事務社員の同行は2019年時点では3件に1件程度でしたが、現在は5件に1件程度まで減少しております。
以前は、社員の宅建試験合格率は一般的な合格率である15%~20%を下回るものでしたが、2020年度以降は常に20%以上を維持しており、2023年度には受験した営業社員の45%が合格いたしました。
合格率向上の取り組みとして、2020年度から宅地建物取引業の従事者を対象に「5点免除講習」(※)の受講を推奨しています。
また、2023年度からは対面型で宅建に必要な知識を学ぶ「スクーリング講習」の受講も推奨しております。
営業社員が宅建資格を所持することで、『重要事項説明』を自ら行えるようになり、生産性の向上に繋がりました。
加えて、従来かかっていた人件費や交通費の削減につながっています。
今後も、社員の資格取得をサポートできるような制度づくりに努めてまいります。