有給休暇の取得について
有給休暇2025年10月8日 公開
プライベートも大切にしながら働ける環境かどうかに関心があります。有給休暇の取得状況や、休暇を取りやすくするための会社の取り組みについて、お聞かせいただけますか。
実態はこうです
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、社員が心身ともにリフレッシュし、充実した生活を送ることを大切に考えており、有給休暇の取得を積極的に推進しております。
その取り組みの結果、令和6年度の全社平均取得日数は12.6日でした。
一方で、職種や部署によって、以下のように休暇の取得状況に違いがあるのが現状です。
職員： 平均10.3日（取得率 53.5%）
船内現業社員： 平均18.2日（取得率 92.1%）
ターミナル現業社員： 平均9.7日（取得率 48.1%）
倉庫現業社員： 平均10.4日（取得率 53.1%）
特に現場に近い部署では、土日祝の出勤に対する代休取得が優先されることもあり、一部の職種では有給休暇の取得率が相対的に低くなる傾向が見られます。
会社としてもこの部署間の差を重要な課題と認識しており、有給休暇の取得が難しい部署もあるため、時効により消滅する有給休暇については、賞与に上乗せして社員へ還元する仕組みを導入しております。
客観的な水準として、令和6年の厚生労働省の調査（※）によると、「運輸業，郵便業」の平均有給取得率は62.2%です。
弊社の船内現業社員の取得率は、ほぼこの業界平均に並ぶ水準にあり、今後はこの水準を全社で目指していきたいと考えています。
私たちは、社員一人ひとりが、仕事だけでなく、その人自身の人生も大切にできる会社でありたいと願っています。
今後も、社員の声に耳を傾けながら、より良い職場環境づくりに取り組んでまいります。
