口コミ・評判に対する企業の
公式見解が見られるメディア「kai」

株式会社東宝ハウスホールディングス

不動産経営コンサルタント業、総合経理代行業、システムインテグレーション業

東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル29F

口コミ・質問を投稿する

2025年12月4日 公開見えない「住まいの生涯コスト」とは?東宝ハウス社長が語る「未来を見据えた逆算」の重要性

PR インタビュー

住まいを購入する際、最も気になるのは物件の価格で、「住宅ローンを毎月いくら払えるか?」を心配される方も多いことでしょう。
しかし、購入後にかかる費用は、住宅ローンだけではありません。

今回の記事では、「入居がスタート」のスローガンを掲げる住まいの総合コンサルティング企業、株式会社東宝ハウスライフソリューションズグループの佐井川稔社長に、「家を購入した後も不可欠なお金の話」について伺いました。

住まいにかかる生涯コストの内容をはじめ、マンションと戸建て、新築と中古で異なる考え方、生涯コストを踏まえた住宅購入の判断基準などを、丁寧かつ理解しやすい言葉でお話しいただきました。

※動画で確認したい方は、以下よりご覧いただけます。

見えない「住まいの生涯コスト」とは?「入居がスタート」~未来を見据えた不動産探し・家探し~

この動画シリーズでは、不動産売買のための重要なポイントを解説しています。現在の最適化ではなく、数十年後の未来を見据えた不…

 

-住まいを購入する場合、住宅ローン以外にもお金がかかることを考えておくべき理由をお聞かせください。
東宝ハウスホールディングス

それが、まさに未来の後悔につながりかねない非常に重要なポイントだからです。
住宅ローンという“見えるコスト”だけに目を向けてしまうと、入居後に発生する“見えないコスト”によって、未来の家計が圧迫される可能性があります。

 

-“見えないコスト”には、具体的にどのようなものがありますか。
東宝ハウスホールディングス

住まいの生涯コストは、大きく分けて3つのコストの合計です。
1つ目は購入時にかかる初期費用、2つ目は毎月返済する住宅ローンで、これらが“見えるコスト”です。
そして3つ目が、入居後にずっと払い続けるランニングコストです。
これが、イメージしていたとしてもなかなか具体的に“見える化”できない“見えないコスト”の正体で、主に固定資産税などの税金、保険料、修繕・維持管理費です。

 

-“見えないコスト”のうち、特に負担が大きくなるのは何ですか。

税金や保険料も重要ですが、家計に大きなインパクトを与えるのは間違いなく修繕・維持管理費です。
毎年の税金と保険料の額は、ある程度決まっています。
しかし、家は生き物と同じで、必ずメンテナンスが必要になります。

 

-戸建てとマンションで、修繕費の考え方は変わってくるのでしょうか。
東宝ハウスホールディングス

マンションは集合住宅なので、修繕積立金として毎月計画的に徴収されるのが一般的です。
これは一見安心なものの、注意が必要です。
不動産会社が物件を売りやすくするために積立金を安く設定しているケースが散見されます。
そのような場合、10年後、20年後に大規模修繕が必要となったときに大幅な値上げを余儀なくされる、あるいは一時金を集めざるを得なくなるということが少なくありません。

 

-以前のインタビューでおっしゃっていた“管理組合の健全性”が重要になるのですね。

マンションでは、コミュニティの成熟度が資産価値や生涯コストにそのまま直結します。

一方、戸建ての場合は修繕費をすべて自分で準備しなければならないので、マンションとは事情が異なります。

 

-では、戸建ての修繕費のポイントをお聞かせください。

新築物件を購入されたとしても当然、経年劣化は進みます。
たとえば、10年、15年ごとの外壁の塗装や屋根の修繕、あるいは給湯器など設備機器の交換により、一度に数十万円、場合によっては数百万円単位の出費が発生することがあります。
大変な負荷がかかることになりますので、これらについて「そのときになってから考える」というのでは遅いでしょう。

新築で購入した物件であっても、購入時からしっかりと将来を見据えて予想を立てたうえで、計画的に修繕費用を積み立てていくことが非常に大事になります。
そのような計画性の有無が、未来の安心を大きく左右することになると思います。

 

-生涯コストを踏まえて、私たちは何を判断基準に住まいを購入すれば良いのでしょうか。

未来を見据えた逆算です。
「目先の価格が安いから」というだけで物件を選んではいけません。

先般解説した「新築か?中古か?」という話にもつながりますが、新築にはその先30年間の修繕計画をゼロから立てやすいという生涯コストのメリットがあります。
中古の場合はこれまでの修繕履歴、マンションであれば積立金の状況を確認して物件を選ぶことができます。

短期的な損得ではなく、20年、30年、50年の単位で「トータルでいくらかかるのか?」という視点を持つことが極めて重要だと思っています。

また、断熱性能や気密性能が高い住まいは、購入価格が少し高くても入居後の光熱費というランニングコストを大幅に抑えられるかもしれません。

 

-住宅ローンだけでなく、平均的な修繕費、光熱費まで含めたトータルコストで判断することこそが、貴社のスローガンである「入居がスタート」の本当の意味なのですね。

その通りです。
私たちは「家を売っておしまい」ではありません。
だからこそ、グループ会社の東宝ハウスNEXTの専門チームが、お客様一人ひとりの未来カレンダー、そしてライフプランを作成し、物件の購入時に生涯コストまですべて可視化するお手伝いをしています。

「いつ、いくら必要になるか?」を事前に知り、一緒に計画を立てていくことこそが、お客さまの未来の幸せを支える「人生のパートナー」としての私たちの役割だと考えています。

 

-不動産仲介の仕事は物件の売買が基本かと思いますが、「人生のパートナー」としての役割を担いたいとまで考えるようになった背景を教えてください。

私たちの目的は、売上・利益のために高価なモノを売り、取引を完了させることではありません。
住まいというモノを手に入れて、入居をスタートさせたお客さまが「住まうコト」、「安心して幸せに豊かに暮らし続けるコト」、まさに“User Happiness”の実現を目的としています。

私たちは、新居での暮らしが始まった後に幸せな「住まうコト」を生み出すため、新たな顧客価値を創造・提供し続けるコンサルティング企業だと考えています。
だからこそ、「入居がスタート」というスローガンを非常に大事にしています。

未来の幸せな「住まうコト」を一緒に見つける「人生のパートナー」であり続けるという姿勢を全くぶれさせることなく、入居後の新たな「住まうコト」に対するお客さまにとっての価値を、これからもどんどん創造していきたいと考えています。

インタビュー記事の一覧へもどる

関連する記事

  • 2025年5月8日 公開

    新卒者もフルコミッション営業ができるようになる?東宝ハウスの実態を社長にインタビュー!新卒者もフルコミッション営業ができるようになる?東宝ハウスの実態を社長にインタビュー!

    東宝ハウスライフソリューションズグループでは、個人の売上に応じて報酬額が決まるフルコミッシ…

    記事をもっと見る

  • 2025年3月4日 公開

    東宝ハウスはなぜ、不動産購入後の資産価値維持を支援するのか?社長が語る納得の理由東宝ハウスはなぜ、不動産購入後の資産価値維持を支援するのか?社長が語る納得の理由

    今回の記事では、東宝ハウスホールディングスの佐井川稔社長に、お客様の不動産価値を維持するた…

    記事をもっと見る

  • 2025年8月5日 公開

    「入居後」から、本当の関係が始まる。東宝ハウスNEXTが拓く、お客様の生涯に寄り添う仕事のリアル「入居後」から、本当の関係が始まる。東宝ハウスNEXTが拓く、お客様の生涯に寄り添う仕事の…

    東宝ハウスグループの一員として、不動産購入後の「アフターサポート」を専門に担う東宝ハウスN…

    記事をもっと見る