今後の償還へ向けた当社の対応方針について
その他2026年8月25日 公開
今後、多額の償還が控えていると聞きました。募集の勢いが落ちた場合でも、きちんと償還できる仕組みになっているのでしょうか。
この度は、今後の償還への対応方針についてご質問いただきありがとうございます。
本記事では、償還の原資の構造と、それを支える当社の資金管理と財務基盤について、ご説明いたします。
償還原資は、各ファンドの運用成果から生まれます
当社のファンドの資金は、当社の固有財産や他のファンドの資金とは完全に切り離された、ファンドごとの専用口座で分別管理されています。
そして、投資家の皆さまへの元本償還原資と配当原資は、該当ファンドが保有する対象不動産から生じる収益、すなわち賃料収入や物件の売却代金から生み出されます。
ここで重要なのは、新規ファンドの募集額と既存ファンドの償還原資は、仕組み上全く連動していないという点です。
つまり、「新規ファンドで募集した資金を既存ファンドの償還に充てる」という構造は存在せず、新規ファンドの募集状況が、既存ファンドの償還に影響を与える余地は全くありません。
各ファンドの償還は、あくまでそのファンド自身が保有する不動産の収益および売却代金によってのみ行われます。
なお、物件売却時期や価格は市場環境の影響を受けるため、当社は、収益還元価格や鑑定評価額、近傍同種の取引価格等に照らした価格の合理性の確認や、物件のバリューアップによる資産価値の向上に継続して取り組んでいます。
償還対応を支える財務基盤
あわせて、ファンドの運営会社である当社自身の財務基盤についてもご説明いたします。
直近の業績は次のとおりです。
- ・2025年4月期(6ヶ月の変則決算)
売上高:約77.6億円
当期純利益:約3.7億円 - ・2026年4月期(12ヶ月)
売上高:約123億円
当期純利益:約2.9億円
2001年の創業以来、20年以上にわたり建設・不動産分野で培ってきた知見と事業基盤が、ファンド運営の土台となっています。
運用状況の開示による透明性向上の取り組み
償還への対応力は、財務数値だけでなく、運用過程を確認いただける体制によっても裏づけられるべきものと考えています。
当社は、詳細な数値や内訳を記載した決算説明資料を公式サイトの開示資料ページで公開しているほか、各ファンドの運用状況については財産管理報告書や、工事の進捗を写真付きでお伝えする現場レポートなどを通じて、随時ご報告しています。
今後も、開示内容の充実に努めてまいります。
まとめ
投資家の皆さまへの償還原資と配当原資は、分別管理された各ファンドの資産が生み出す賃料収入や売却代金であり、新規ファンドの募集状況とは構造的に無関係です。
当社は、このような資金管理の仕組みと強固な財務基盤を土台として、今後も適切な償還対応を進めてまいります。