
設計のおもしろさについて
やりがい2025年2月3日 公開

「官公庁の物件ばかりで、なかなか奇抜なデザインはできない」という書き込みを読みました。御社における設計のおもしろさとは、どのようなものでしょうか。
ご質問いただきありがとうございます。
ご指摘の通り、弊社の受注案件は官公庁や地方自治体のプロジェクトが多く、実際の比率としては民間案件が約3割~1割に対し、官公庁案件が約7割~9割を占めています。
そのため国が指定する「標準設計」をベースにした小・中学校や特養ホーム等の設計では、大規模な変更は難しいという現実があります。
しかし、そのような制約の中でもお客様のニーズや予算を理解し、それに基づいて新たなデザインを提案することには大きな魅力があると考えています。
奇抜なデザインが難しい状況であっても、巧みな提案を行うことで採用される可能性もあります。
必ずしも自由にデザインできることだけが、設計のおもしろさではないと考えています。
デザイン力に加えて提案力を磨くことが、弊社における設計のおもしろさを見出す近道だと考えています。
引き続き、お客様のニーズを理解し、社内全体の提案力の向上に取り組んでまいります。