
職場環境について
職場環境2025年7月24日 公開

オフィス内に荷物が散乱し、通路も確保できていないというような書き込みがありました。実際はどうなのでしょうか?管理はされているのでしょうか?
ご質問いただきありがとうございます。
ご指摘のように、過去には一部の拠点において、資材や備品が整理されないまま保管されていたり、通路に一時的に荷物が置かれていたりと、整頓状態に課題があったことは事実です。
とくに2019年以前の古い事務所環境では、保管スペースが限られていたこともあり、必要なものと不要なものが明確に区別されないまま、業務上の仮置きが慢性的に続いてしまうケースがありました。
こうした状況を改善すべく、当社では安全管理委員会を中心に、全社的に2S(整理・整頓)活動を強化しています。
現在は月に1回、各工場や事業所でパトロールを実施し、現場に適した整理整頓の基準に基づいて不要物の撤去や配置見直しを行っています。
パトロールには工場ごとに1〜2名の担当者をアサインし、営業部門や業務部門が使用する倉庫や共有スペースも点検対象としています。
改善指示が出た場合にはその場で対応を進め、状況に応じて継続的な管理を行っています。
加えて、2026年前半には本社機能を新築事務所へ移転する予定となっており、これに伴って職場環境全体の最適化を進めてまいります。
新しい事務所では、個人の荷物や備品の保管ルールについても見直しを予定しており、ロッカーや収納スペースの整備を通じて、私物の管理や共用物の保管状態が混在しないような仕組みを整える計画です。
なお、整理整頓の取り組みは単なる清掃活動ではなく、安全確保や業務効率の観点からも重視しています。
とくに製造現場や資材管理スペースにおいては、不要物の放置が事故や作業ミスにつながる可能性があるため、現場ごとに管理責任者を設けて、安全と効率を両立させる体制を整えております。
今後は、事務部門においても安全意識や業務効率化の意識を浸透させ、日常的な整理整頓が習慣として根付くよう、ルールの明文化や定期的なチェック体制の拡充にも取り組んでまいります。