
社員株式給付制度について
福利厚生・手当2025年10月14日 公開

福利厚生で、譲渡制限付株式の給付制度があると拝見しました。これはどのような制度で、受けられるメリットについて教えてください。
株式会社アールシーコアの杉浦です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
本制度は、働く社員にとって、会社の株価や業績が中長期の処遇に反映され、それらの向上によって経済的な効果を得ることができる制度です。
以前は、退職時に株式を受け取る制度でしたが、2025年3月期からは、毎年株式を受け取る制度(ESOP-RS)に移行しました。
役員向けには一般的ですが、社員向けに採用した会社はまだ少ないと聞いています。
給付される株式数は、各社員の職位や貢献度等に応じて決定され、内規に定める一定の条件により受給権を取得したときに当社株式(平均100株前後)が毎年給付されます。
給付された株式は社員名義になりますので、配当を受けたり株主優待を受けることができ、株主総会における議決権も付与されますが、退職時まで売却できません。
現状の当社株価は低位にあり、業績回復の途上のため配当はありませんが、今後の努力でこれらを向上させることにより、社員の在職中及び退職後の資産形成に寄与するものと考えています。
