所定時間外の対応について
ワーク・ライフ・バランス2024年6月24日 公開
土日の連絡を見ないと、なぜ見なかったか問われると聞きました。業務時間外でも対応しなければいけないのでしょうか。
- 人事総務課長 瀧澤
ご質問ありがとうございます。
現在は発生しておりませんが、以前は土日に連絡をしてしまい負担になっている人がいるとの報告を受けたことがあります。
その際には、すぐに当該社員の業務を見直し、土日に連絡がいかないよう調整しました。
私たちは所定時間外の勤務を良しとせず、所定時間内でいかに生産性を上げるかを重視しています。
スーパーフレックス制度や病児シッター制度など、様々な制度をつくり、多様な働き方を推進してきた我々にとっては大変心苦しい事案です。
今後も時間外の連絡については管理を強化して撲滅に向けて動いていきます。
時間外の連絡については、ガイドラインを整備することも必要と考え、社内での連絡に関して(チャットツールでの連絡に関して)ルールを設け、管理しています。
一例として、「(スーパーフレックス制度の利用を考慮し)5時から22時までのチャット送信は許可」「即時返信を期待しない」といったルールを社内サイトにて明示しています。
「送信者が時間を調整する」のではなく、「受信者が対応時間を調整する」仕組みです。
そのため所定時間外にチャットへの対応が遅くなったとしても、それを責めることはありません。
その他、ルールの内容は以下の通りです。(社内WIKIから一部抜粋)
・チャットワークの利用:平日のみ
・スーパーフレックス利用を踏まえ、5時~22時までチャットワークを送信してOKとする
・スマートフォンのプッシュ通知設定は平日出社時刻の1時間前~退社時刻の1時間後までは受け取る設定にして下さい。
・即レスを期待していないものとする(メールと同じ)
・緊急の場合は、新たに【緊急】グループを作成し投稿する。確認した人は、かならず「アクション」をすること。
・状況はチャットワークグループによって違う場合、そのチャットグループや部署のローカルルールを作る
・どうしても緊急の時には携帯へ電話する
大前提として、弊社はサービス残業を一切許容していません。勤務はすべて勤怠を記録して行うことがルールであり、分単位での勤怠記録を徹底しています。
また、みなし残業制は採用しておらず、法律に則って休日勤務が発生した場合には、必ず振替休日を取得するようにしています。
加えて、毎月の残業ランキングを役職者会議で確認し、必要に応じて業務の棚卸しや業務削減を検討する取り組みも行っています。(2023年の月間平均残業時間:11時間56分)
繰り返しになりますが、私たちは所定時間外の勤務を良しとせず、所定時間内でいかに生産性を上げるかを意識しています。
これからもメリハリのある働き方ができるよう、制度整備だけでなく、社内周知にも尽力してまいります。
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