
試験について
資格2025年6月9日 公開

「毎年、線路従事試験があるが不合格の場合は1年間夜勤に出ることが出来ない」という口コミを見ました。試験の内容や、不合格の場合の影響について教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
毎年行われる線路従事試験とは、大型保守用車両の運転免許取得試験であると推察されます。
これは軌道部門の新入社員全員および新幹線業務に従事する新入社員が受験する講習です。
実際、試験に不合格だった場合、夜勤に出られないのではなく、現場で責任のある業務に就くまでの期間が延びてしまうことになります。
例えば大型保守用車両の運転や責任者業務を担当するにはこの試験の合格が前提であり、免許がなければOJTを始めることができません。
そのため免許を取得した社員よりも一人前になるまでに時間を要するという意味で、「1年間出られない」と表現されたものと思われます。
なお、この試験の合格率は非常に高く、毎年ほとんどの社員が合格しています。
受験にあたっては社内で事前対策講座を受講し、1週間程度の協会講習会に参加していただきます。
場合によっては、個別での指導も行うなど、合格に向けた社内体制を整えています。
これからも段階的なスキル習得をサポートし、社員の着実な成長を後押ししてまいります。