
工場の安全確保について
職場環境2025年9月25日 公開

貴社の工場には大型の機械装置もあるかと思いますが、作業の安全性は確保されていますか?
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、社員が安全かつ快適に作業できる環境の整備を最優先事項としています。
そのため、国内の工場はもちろん、海外の工場も含めて安全かつ清潔な作業環境を保持しています。
新入社員は約1か月間の研修を受けた後、各工程に配属され、現場で経験豊富な先輩社員の指導のもと機械装置の扱い方などを学びます。
また、社内の労働安全衛生委員会では、社員が安心して働ける環境づくりを推進するため、『ヒヤリハット活動』を行っています。
ヒヤリハットとは、危ないことが起こったが、幸い災害には至らなかった事象のことです。
この活動では、過去のヒヤリハット事案をもとに社内の改善を進め、安全環境の向上に努めています。
さらに、4年前から毎年、従業員に外部の安全体感セミナーを受講してもらっています。
このセミナーは、製造現場において危険な箇所や事象を疑似体験してもらうことで、安全意識をさらに高めることが目的です。
現在、受講している社員は約90%で、今まで以上に安全意識の高まりを感じております。
また、安全対策に加えて、従業員の健康と快適性の確保のため、全ての工場で冷暖房設備を完備し、適切な温度管理を行っています。
この設備により、猛暑日や極寒の日でも体に負担がかからない環境を実現しており、作業中の体調への負担を軽減し、生産性や安全性の向上を図っています。
温度調整以外にも、清潔で快適な作業空間を保ちながら、作業ストレスや健康リスクを軽減しています。
他にも、2020年4月からは、経営陣を含む各工場の責任者とリーダーが集まり、業務改善に取り組む『現場力向上活動』を行っています。
現場力向上活動に伴い、新規自動化設備の設備投資を進めており生産性も向上するため誰もが働きやすい職場を目指しております。
なお、当たり前ではございますが、安全確保のためヘルメットや軽量安全靴の着用を必須とし、作業着も支給しております。
今後も、徹底した安全管理に努め、社員が安全かつ快適に働ける環境を提供してまいります。