有給休暇の取得について
休日・休暇について2023年3月10日 公開
有給休暇の取得率はどの程度でしょうか。
ご質問をいただきありがとうございます。
2022年の有給休暇取得率は67%でした。
参考までに、厚生労働省が発表する2022年の有給取得率全国平均は58.3%(※)でしたので、比較していただけると状況がご理解いただきやすいかと存じます。
また、2021年の弊社有給休暇取得率は60%でしたので、取得率は向上しております。
(なお、法律で定められております、年5日の年次有給取得は、いずれの年においても100%達成しております。)
取得率が増加傾向にある理由の一つとして、2021年4月の社内体制の見直しが挙げられると考えております。
以降の取り組みとして、例えば、働きやすい環境づくりのための現場運営指導を新たに実施しております。
引き続き改善の余地はあるものの、過去と比較しますと有給休暇を取得しやすい雰囲気が醸成されていると思われ、その結果が数値に現れている可能性がございます。
(実際に一部社員からも「最近有給が取得しやすい雰囲気になった気がする」といった声も出ております。)
なお、さらなる有給取得率やワークライフバランス向上のため、会社としては四半期ごとに全社員の有給休暇取得状況を確認し、本人や上司に、積極的な取得を推奨する働きかけをしております。
特に業務の特性上、有給取得率が低迷する可能性が考えられる生産現場については、そのような状況に陥ることを防止するためにも、有給休暇に対する考え方の指導、有給休暇を取得しやすい業務体制の検討を促す等、積極的に有給休暇を取得してもらえるような雰囲気や意識の醸成を強化する取り組みを実施しております。
関連する内容として、労働基準法で定められた2年間の時効によって消滅した有給休暇を積立休暇として保存し、必要なときに活用できる制度も導入しております。
※参照元:第5表 労働者1人平均年次有給休暇の取得状況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/22/dl/gaikyou.pdf