ワンマン経営に関する口コミについて
企業について2023年1月13日 公開
「ワンマン経営」「社員の声は尊重されない」などの口コミを見ましたが、実態はいかがでしょうか。
貴重なご質問をいただきありがとうございます。
過去の経営においては、社長自らが現場視察を行って現場からあげられた声をもとに社長自らが意思決定を行っていたこと、社員への説明が不足していたこと、社員アンケートの仕組みが無かったことなどにより、「ワンマン経営」と感じられる方もいらっしゃったかと存じます。
しかしながら、2021年4月に2代目オーナーから3代目オーナーへと新体制へ移行して以降、新体制は過去の取組が不十分だった点を真摯に反省し、抜本的な改善に取り組んでいます。
経営方針に関する重要な案件については、取締役(現状5名)で構成される「取締役会」、あるいはこれに各事業を統括する執行役員を加えた月2回定例の「役員コミュニケーション」の場で審議・承認を必要とする体制を整えました。
また、新体制から現場幹部への情報発信・業況などアップデートの機会として、月1回定例の「経営会議」の場を設けています。
また、社員からの提言については、新体制としても非常に大事にしており、以下のような取り組みを行っております。
・約1,000名の社員全員と社長、副社長が直接面談
・質問箱の設置
・社員向け定期アンケートの実施
・定期的な社員への情報共有(定期的に各拠点にて業績・施策などアップデート、ビデオメッセ―ジ配信)
・月に1回、誕生月に該当する社員へのバースデーカード贈呈及び社員とのコミュニケーション
・社長自ら現場各部署を取材・ヒアリング実施し、社内報にて全社員へ共有
・若手社員、女性社員などと社長との定期的なコミュニケーション(座談会の開催)
・社員のご家族向けの定期イベント(例:お子様向け工場見学会、スポーツイベントなど) など
上記取り組みにより、実際に改善に取り組んでいる事例もございますので、その一例をご紹介いたします。
■社員からあがった声
契約社員の一種である期間社員から、「待遇について、社員と同じような業務を行っているにも関わらず待遇差があることに不満を感じる」などの声があがりました。
■それに対する改善内容
人事コンサルタントからの意見も踏まえ、在籍している120~130名の期間社員の大半(上記意見に該当する、もしくは本人の希望が出た期間社員等)に対し、正社員となる機会を設けることを目的として、正社員登用試験を実施しております。
今後も現場の声を大事にしながら、日々改善を続け、より良い職場環境を目指してまいります。