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  • 賞与の査定方法について

    賞与・ボーナス2025年5月23日  公開

    「上司に認められたら賞与の倍率が上がる」という口コミを見ました。賞与の査定方法を教えてください。

    実態はこうです

    ご質問をいただきありがとうございます。

    弊社は上期と下期の計2回賞与支給を行っていますが、査定は「月額の基本賃金と役職手当(計算のベース)×会社係数」で算出します。

    上期と下期それぞれの会社係数は以下の通りです。

    ・上期:1.6ヶ月固定
    ・下期:売上高対営業利益率によって段階を0.5ヶ月から3.4ヶ月まで0.5%刻みで設定しており、会社の業績によって決定

    つまり、会社係数は年間で、最低2.1ヶ月~最高5ヶ月となります。
    さらに、上記の計算式に前年の個人評価で決定した個人係数をかけて最終的な支給金額を決定します。

    個人係数は評価制度の基準に沿って公正に決定しているため、「上司に認められたら」という属人的な判断は一切行っていません。
    個人係数は以下の5段階設定です。

    S評価:1.5、A評価1.2、B評価(標準)1.0、C評価(やや問題あり)0.8、D評価(降格レベル)0.5

    個人評価の割合はSとAで38%、Bで59%、CとDで3%(全社で1~2名レベル)です。
    標準レベルのBは人数が多く差がつきにくいため、さらに相対評価で上位3割1.05、標準4割1.0、若干点数低め3割0.95と3段階に分けています。

    なお、2024年度は過去最高益だったため、会社係数が4.8と最高に近い数値になりました。
    その中で、賞与額の平均額は約160万円でした。

    会社によっては基本賃金を抑えて手当を厚くするケースもありますが、弊社は基本賃金と役職手当、月額給与をなるべく厚くして手当を少なくしています。
    その結果、賞与査定の際に計算のベースに反映されるため、社員に大きな還元ができる仕組みとなっています。

    まずは、会社全体の業績を上げることが賞与額引き上げに向けた社員全員の目標になるため、協力し合いながら働く意識が求められます。
    また、透明性と公正性を確保するため、査定の基準は社員へ公開しているほか、就業規則でも確認できるようにしています。

    賞与の査定結果は面談の際に社員へフィードバックしており、疑問や意見があれば話し合うことも可能です。

    今後も社員の努力をしっかりと評価し、公正な賞与制度の運用に努めてまいります。

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