長時間労働について
残業について2024年2月26日 公開
「残業が多い」との書き込みを見ましたが、長時間労働が常態化しているのでしょうか。
ご質問いただきありがとうございます。
長時間労働が常態化しているということはありません。
社内業務に従事する社員には固定残業制度を適用し、毎月一定時間分の残業代を支給しております。
その上で、残業をする場合は多くても1日1時間程度で退社するよう促しているため、実際の残業時間は固定分の範囲内です。
さらに人員を増やしていることで、全社の残業時間も減少傾向にあります。
一方、お客様対応をメインとする社員は労働基準法第38条による事業外労働のみなし労働時間制を採用しております。
制度の対象となるのは事業外で業務に従事し、使用者の具体的な指揮監督が及ばず労働時間の算定が困難な業務です。
導入に際しては①対象業務、②みなし労働時間、③有効期間を定めた労使協定を締結し、所轄の労働基準監督署長に届け出ております。
もちろん、みなし労働時間と事業場内の業務に従事した時間の合計が法定労働時間を超えた分などは割増賃金を支払う必要があります。
そのため、会社としても社員の労働時間は適切に把握・管理していることをご理解いただければと思います。